WT2-B09歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究B 諸地域の歴史的特質の形成(3) 諸地域の歴史的特質

7世紀に朝鮮半島を初めて統一した国はどれか。

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正解: 4

正解

新羅

この問題のポイント

7世紀の朝鮮半島統一を問う問題。「新羅が唐と結んで百済・高句麗を滅ぼし、唐も退けた」という流れで解ける。

解説

4世紀以降の朝鮮半島では、北部の高句麗、南西部の百済、南東部の新羅が並び立つ三国時代が続いていた。

7世紀、新羅は唐と同盟を結び、660年に百済を、668年に高句麗を相次いで滅ぼした。このとき、百済の復興を助けようとした倭国(日本)の軍は、663年白村江の戦いで唐・新羅連合軍に大敗している。

その後、唐は半島全体を直接支配しようとしたが、新羅はこれに抵抗し、676年に唐の勢力を半島から退けて朝鮮半島を初めて統一した。統一後の新羅は唐と国交を回復し、都の慶州には仏国寺が建立されるなど、骨品制と呼ばれる氏族的身分制度のもとで仏教文化が栄えた。

新羅の後は、918年に建国された高麗が936年に半島を再統一し、1392年には**朝鮮王朝(李氏朝鮮)**が成立する。この王朝の順序は基本事項である。

ひっかけポイント
新羅(7世紀の統一)と高麗(10世紀の再統一)の混同が最頻出の引っかけ。高句麗と高麗は名前が似ているが別の国である点にも注意。

選択肢の確認

①「高句麗」
誤り。
高句麗は668年に唐と新羅によって滅ぼされた国であり、半島を統一する前に滅亡した。

②「百済」
誤り。
百済は660年に唐と新羅に滅ぼされた国で、救援に向かった倭国も白村江の戦いで敗れた。

③「高麗」
誤り。
高麗は918年に王建が建てた王朝で936年に統一を果たしたが、半島初の統一は7世紀の新羅による。

④「新羅」
正しい。
新羅は唐と結んで660年に百済、668年に高句麗を滅ぼし、676年には唐の勢力を退けて朝鮮半島を初めて統一した。

覚えるポイント

  • 新羅は660年百済・668年高句麗を滅ぼし676年半島統一
  • 663年白村江の戦いで倭国軍が唐・新羅に大敗
  • 王朝の順序は新羅→高麗(918年)→朝鮮王朝(1392年)

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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