WT6-W02|歴史総合・世界史探究 対策問題
第一次世界大戦中の1917年にアメリカが参戦する直接のきっかけとなったドイツの作戦はどれか。
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正解: 2
正解
無制限潜水艦作戦
この問題のポイント
アメリカ参戦の直接のきっかけを問う問題。1917年2月のドイツの無制限潜水艦作戦が答え。
解説
大戦中、イギリスは海上封鎖でドイツを経済的に締め上げていた。
苦しんだドイツは1917年2月、指定水域に入る船は中立国の船でも無警告で撃沈するという無制限潜水艦作戦を宣言した。
これは中立国アメリカの船舶と人命を直接脅かすものだった。アメリカの世論は硬化し、同年4月、アメリカはドイツに宣戦布告した。1915年に米国人多数が犠牲となったルシタニア号事件も、反独世論の伏線となっていた。
アメリカの莫大な物量と資金は協商国側の勝利を決定づけた。なお同じ1917年にはロシア革命が起こってロシアが戦線を離脱しており、米参戦とロシア離脱という2つの転換が同年に起きた点が整理のポイントである。
ひっかけポイント
シュリーフェン・プランは開戦時のドイツの作戦計画、大陸封鎖令はナポレオン、電撃戦は第二次世界大戦の用語。「1917年=米参戦とロシア革命」の同年性が頻出。
選択肢の確認
①「電撃戦」
❌ 誤り。
電撃戦は第二次世界大戦でドイツが用いた戦法であり、時期が異なる。
②「無制限潜水艦作戦」
✅ 正しい。
正解。1917年2月にドイツが指定水域の船舶を無警告で撃沈する無制限潜水艦作戦を宣言したことが、4月のアメリカ参戦の直接のきっかけとなった。
③「シュリーフェン・プラン」
❌ 誤り。
シュリーフェン・プランは開戦時の1914年にドイツが用いた短期決戦の作戦計画であり、アメリカ参戦とは関係がない。
④「大陸封鎖令」
❌ 誤り。
大陸封鎖令は1806年にナポレオンが発した対イギリス経済封鎖であり、約1世紀前の政策である。
覚えるポイント
- 無制限潜水艦作戦は1917年2月
- アメリカの対独参戦は1917年4月
- 同年ロシア革命で東部戦線が崩れた
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。