WT7-C24歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究E 地球世界の課題(1) 国際機構の形成と平和への模索

冷戦下の宇宙開発競争について述べた文として正しいものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

ソ連が人工衛星と有人飛行で先行し、アメリカは1969年に月面着陸を実現した

この問題のポイント

米ソ宇宙開発競争を問う問題。ソ連の先行(スプートニク・ガガーリン)と米の月面着陸(1969年)という順序で解ける。

解説

宇宙開発は、核弾頭を運ぶミサイル技術と表裏一体であり、米ソの威信を賭けた冷戦の競争だった。
先行したのはソ連である。1957年、世界初の人工衛星スプートニク1号の打ち上げに成功し、アメリカに「自国にミサイルが届く」という衝撃(スプートニク・ショック)を与えた。1961年にはガガーリンが人類初の有人宇宙飛行を達成した。
危機感を抱いたアメリカは、ケネディ大統領が月への有人飛行を国家目標に掲げ、アポロ計画で巻き返した。1969年、アポロ11号が人類初の月面着陸を実現した。
「スプートニク→ガガーリン→アポロ11号」の順序と、軍事技術との一体性が問われどころである。

ひっかけポイント
先行はソ連、月面着陸はアメリカ、という達成の分担の入れ替えが定番。スプートニク(1957年)→ガガーリン(1961年)→アポロ11号(1969年)の整序も頻出。

選択肢の確認

①「ソ連が人工衛星と有人飛行で先行し、アメリカは1969年に月面着陸を実現した」
正しい。
ソ連はスプートニク1号(1957年)とガガーリンの有人飛行(1961年)で先行し、アメリカはアポロ計画で巻き返して1969年にアポロ11号による月面着陸を実現した。

②「アメリカが一貫してすべての分野で先行した」
誤り。
初期はソ連が人工衛星と有人飛行で先行しており、西側はスプートニク・ショックと呼ばれる衝撃を受けた。

③「宇宙開発は冷戦とは無関係に進んだ」
誤り。
宇宙開発はICBMなどのミサイル技術と表裏一体であり、冷戦の威信を賭けた競争そのものだった。

④「月面着陸を実現したのはソ連である」
誤り。
人類初の有人月面着陸を実現したのはアメリカのアポロ11号(1969年)である。

覚えるポイント

  • スプートニク1号は1957年(ソ連・世界初の人工衛星)
  • ガガーリンの有人飛行は1961年
  • アポロ11号の月面着陸は1969年(アメリカ)

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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