WT7-W03歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究D 諸地域の結合・変容(4) 第二次世界大戦と諸地域の変容

1941年8月に米英首脳が発表し、戦後構想の原則を示した文書はどれか。

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正解: 4

正解

大西洋憲章

この問題のポイント

1941年8月の米英首脳の戦後構想文書を問う問題。大西洋憲章が答え。国際連合への系譜がポイント。

解説

1941年8月、アメリカ大統領ローズヴェルトとイギリス首相チャーチルは、大西洋上の艦上で会談し、大西洋憲章を発表した。
内容は、領土不拡大、民族自決、貿易の機会均等、恐怖と欠乏からの自由、そして恒久的な安全保障制度の再建など8項目の戦後構想である。
注目すべきは、この時点でアメリカはまだ参戦していなかったことである(真珠湾攻撃の4カ月前)。参戦前から英米が戦後秩序を構想していた点が整序問題で狙われる。
憲章の理念は1942年の連合国共同宣言に受け継がれ、国際連合設立の理念的な出発点となった。「大西洋憲章→連合国共同宣言→国連発足(1945年)」の系譜で覚えよう。

ひっかけポイント
十四カ条(1918年・ウィルソン・第一次世界大戦)との混同が定番の引っかけ。ポツダム宣言(1945年・対日降伏勧告)とも性格が異なる。米参戦前の発表という時期も急所。

選択肢の確認

①「十四カ条」
誤り。
十四カ条は第一次世界大戦中の1918年にウィルソン大統領が発表した平和原則であり、時期が異なる。

②「ポツダム宣言」
誤り。
ポツダム宣言は1945年7月に日本へ無条件降伏を求めた文書である。

③「国際連盟規約」
誤り。
国際連盟規約は第一次世界大戦後のヴェルサイユ条約に含まれた規約である。

④「大西洋憲章」
正しい。
ローズヴェルトとチャーチルは1941年8月に大西洋憲章を発表し、領土不拡大・民族自決・恒久的な安全保障制度の再建などの戦後構想を示した。

覚えるポイント

  • 大西洋憲章は1941年8月、ローズヴェルトとチャーチル
  • 米参戦前(真珠湾の4カ月前)の発表
  • 国際連合設立の理念的出発点

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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