BK-ENERGY-02|生物基礎 対策問題
同量の過酸化水素水に、条件を変えた肝臓片を加えて1分間に生じた酸素量を測定した。生の肝臓片では18 mL、煮沸後の肝臓片では1 mL、肝臓片なしでは0 mLであった。この結果の説明として最も適切なものはどれか。
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正解: 2
解き方
生肝臓18 mL、煮沸1 mL、無添加0 mLを比べ、変えた操作と酸素発生量の差を結ぶ。
正解の根拠
「肝臓の酵素は煮沸によって活性を失いやすい」
カタラーゼはタンパク質で、煮沸による立体構造の変化で活性が18から1 mL相当へ大幅に下がったと考えられる。
誤答の理由
- 「煮沸によって基質の濃度が必ず増加した」:各区は同量の過酸化水素水なので、煮沸が基質濃度を必ず増やしたとはいえない。
- 「酸素発生にはATPだけが直接必要である」:酸素は過酸化水素の分解産物で、ATPだけが直接必要な反応ではない。
- 「肝臓片がなくても同じ速さで反応する」:肝臓片なしは0 mLであり、カタラーゼが反応を大幅に促進したことが分かる。
覚えるポイント
酵素は活性化エネルギーを下げる触媒で、高温で変性することがある。
共通テストでの解き方
無添加区は自然分解の大きさ、煮沸区は高温処理の影響を見る対照。