BK-HOMEOSTASIS-02|生物基礎 対策問題
運動を始めると深部体温が37.0℃から38.0℃へ上昇し、その後に発汗量が増えた。運動を終えると深部体温は37.2℃へ低下した。この経過の説明として最も適切なものはどれか。
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正解: 1
解き方
「体温上昇→発汗増加→体温低下」という時間順序を追い、後の反応が最初の変化を打ち消すかを判断する。
正解の根拠
「体温上昇後の発汗は、熱を放散して元の状態に近づける調節である」
汗が蒸発すると気化熱が奪われ、放熱が増える。体温上昇を抑える負のフィードバックとみなせる。
誤答の理由
- 「発汗は体温の上昇をさらに大きくする」:発汗は主に放熱を増やすので、体温上昇を増幅するという向きが逆である。
- 「体温が変化しても、体の調節は働かない」:実際に体温上昇の後に発汗が増え、その後に体温が下がっている。調節が働いた資料である。
- 「発汗量の増加から、運動中の熱産生が停止したといえる」:運動中は筋収縮に伴う熱産生が続く。発汗量だけから熱産生の停止は導けない。
覚えるポイント
恒常性は、体内の変化を検出し、その変化を打ち消す向きの反応で一定範囲に戻す仕組みである。
共通テストでの解き方
時系列資料は、①最初に変わった量、②その後に起こった反応、③元の値へ近づいたか、の順で読む。