BK-X3-IMMUNITY-05|生物基礎 対策問題
同じ抗原を1回目と30日後に投与したところ、2回目は1回目より早く抗体量が増え、最大値も高かった。この違いを最もよく説明するものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
解き方
1回目と2回目の抗体量の立ち上がりの速さと最大値を比べ、免疫の記憶と結び付ける。
正解の根拠
「1回目の反応でできた記憶細胞が残り、2回目に速やかに反応した」
一次応答で生じた記憶細胞が同じ抗原を認識し、二次応答では早く強い反応を起こす。
誤答の理由
- 「1回目にできた抗体は一生分解されない」:抗体はタンパク質であり、体内で分解される。長期的な応答の核は抗体の永久残存でなく記憶細胞である。
- 「好中球が抗原ごとに特異的な抗体をつくる」:好中球は自然免疫で食作用を担う細胞であり、抗体を産生する細胞ではない。
- 「2回目には自然免疫が獲得免疫へ変化する」:自然免疫と獲得免疫は協調するが、一方がもう一方へ種類そのものとして変化するのではない。
覚えるポイント
二次応答は記憶細胞によって1回目より速く強く起こる。予防接種はこの免疫記憶を利用する。
共通テストでの解き方
抗体量のグラフでは、反応開始までの時間、増加の速さ、最大量の三点を比べる。