BI-FND-ECO-005|生物 対策問題
標識再捕法で個体数を推定するとき、推定の信頼性を高める条件の組合せはどれか。
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正解: 3
解き方
問われている基本概念を一つ特定し、問題文の条件をその概念に対応させます。数値や比較がある場合は、与えられた値だけを使って一段階ずつ判断します。最初から選択肢の細部を見るのではなく、正解に必要な用語・式・因果関係を短く言い換えてから照合すると、もっともらしい誤答に引っ張られにくくなります。
正解の根拠
「標識個体が集団によく混ざり、標識が生存率や捕まりやすさを変えない」が正解です。再捕標本中の標識割合が集団全体の標識割合を代表するために必要な条件である。
誤答の理由
- 「標識個体だけが再捕されやすく、標識が次々に脱落する」:捕まりやすさの差と標識の脱落は、再捕される標識個体数を偏らせる。
- 「標識後に多数が調査区域外へ移出し、未標識個体だけが移入する」:調査期間中の大きな出入りは、閉鎖的な集団を想定する条件を破る。
- 「標識個体を放さず、最初の捕獲場所に隔離する」:標識個体が集団へ十分に混ざらなければ、再捕標本の標識割合は全体を代表しない。
覚えるポイント
標識再捕法では、十分な混合、標識の保持、等しい捕獲確率、調査期間中の大きな出入りや出生・死亡がないことが基本的な仮定になる。
共通テストでの解き方
式を使う前に、再捕標本の標識割合が集団全体の標識割合を代表できるかを各条件で点検する。 正答を選んだ後は、残りの選択肢が「因果が逆」「対象や段階が違う」「資料から断定できない」のどれに当たるかも確かめます。この確認を習慣にすると、同じ基本概念を未知の図表や実験条件に適用する問題にもつながります。