BI-FND-EVO-HUMAN-01|生物 対策問題
同じ時代の地層から、頭骨や歯の特徴が異なる複数の人類化石が見つかった。この事実から人類の進化について最も適切に考えられることはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
解き方
同年代に異なる形態が存在したことを、一列に順番に置き換えるのではなく、系統の分岐と並存として考える。
正解の根拠
「人類の進化では複数の系統が枝分かれし、同じ時期に並存した可能性がある」
同時期に異なる特徴の化石があることは、共通祖先から分かれた複数系統が並存した可能性と整合する。
誤答の理由
- 「人類は常に一つの系統だけが存在し、前の種が消えた瞬間に次の種が現れた」:同じ時代に複数の形態が存在する資料は、一系統だけが順番に置き換わるという説明では捉えにくい。
- 「形態が異なる化石は、年代が同じなら必ず同一個体の成長段階を示す」:頭骨や歯の違いは単なる成長段階とは限らず、年代や他の形質も合わせて系統を検討する必要がある。
- 「複数の化石があるため、化石の年代や形態を比較する必要はない」:化石の年代と形態を比較して初めて、並存や分岐の順序を推定できる。
覚えるポイント
人類の進化は一直線の序列ではなく、分岐と絶滅を含む枝分かれとして捉える。
共通テストでの解き方
化石資料では、年代の重なりを先に確認し、同時期の異なる形態を一列の祖先・子孫関係と決めつけない。