KZ-R7HB-11地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 本試験(旧地理B)

図は、アンデス山脈周辺のエクアドル、ペルー、ボリビア(カ〜ク)における人口上位10都市の標高と人口を示す。図の読み取りとして最も適切なものはどれか。

KZ-R7HB-11の問題図版
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正解: 1

正解

クは大半の都市が標高2,500mを超える高地に分布しており、アルティプラノとよばれる高原に人口が集中するボリビアと考えられる

この問題のポイント

都市の標高と人口の散布図から、3か国の人口分布の違い(高原型か海岸型か)を読み取る問題。

解説

アンデス諸国では、国によって人口の集まる標高帯が大きく異なる。
は上位10都市の多くが標高2,500〜4,000mの高地に並ぶ。ペルー南部からボリビアにかけて広がるアルティプラノ(高原)に人口が集中し、標高約3,600mのラパスが政治の中心となっているボリビアの型である。
には、低地に人口約1,000万人の突出した都市が1つある。首都リマに人口が一極集中するペルーと判断できる。リマは寒流の影響で雨のほとんど降らない海岸砂漠に位置し、ペルーの人口の約3分の1を集める。クスコなど高地の都市もあるが、最大都市は海岸にある。
は低地の都市が多い中に標高約2,850mの都市を含む。高地の首都キトと低地の最大都市グアヤキルを併せ持つエクアドルである。
同じアンデスの国でも、人口の重心が高原にあるか海岸にあるかという違いが、散布図の点の並びにそのまま表れている。

ひっかけポイント
「アンデスの国=人口も高地」と一括りにしない。ペルーの人口の中心は海岸のリマであり、高原中心のボリビアと対照的である。

選択肢の確認

①「クは大半の都市が標高2,500mを超える高地に分布しており、アルティプラノとよばれる高原に人口が集中するボリビアと考えられる」
正しい。
正解。クは大半の都市が標高2,500m以上に並ぶ。アルティプラノに人口が集中し、ラパスを政治の中心とするボリビアの型である。

②「クの都市はすべて標高0m付近の海岸部に分布している」
誤り。
誤答理由: クの都市の多くは標高2,500〜4,000mの高地に分布しており、海岸部に集中するという読みは図と逆である。

③「カには人口1,000万人規模の都市はみられない」
誤り。
誤答理由: カには低地に人口約1,000万人の突出した都市があり、リマに一極集中するペルーと判断できる。

④「3か国とも、人口上位10都市はすべて標高3,000m以上に位置している」
誤り。
誤答理由: 図では標高0m付近の都市も多数示されており、すべて3,000m以上という読みは成り立たない。

覚えるポイント

  • ボリビアはアルティプラノの高地に人口が集中
  • ペルーは海岸のリマ(約1,000万人)に一極集中
  • エクアドルは高地のキトと低地のグアヤキルの二極

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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