KZ-R7T-04|地理総合・地理探究 対策問題
図のような降水の季節配分は、ケッペンの気候区分の記号に反映されている。記号の意味として最も適切なものはどれか。

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正解: 1
正解
記号のsは夏に乾燥することを、wは冬に乾燥することを、fは一年を通じて湿潤であることを示す
この問題のポイント
ケッペンの気候区分における降水パターン記号(s・w・f)の意味を正確に覚えているかを問う。
解説
ケッペンの気候区分は、植生の分布に注目し、気温と降水量の組合せで世界の気候を区分した体系である。
温帯(C)や冷帯(D)の気候区名に付く小文字は降水の季節配分を示す。sは夏季乾燥(地中海性気候Csなど)、wは冬季乾燥(温暖冬季少雨気候Cwや冷帯冬季少雨気候Dwなど)、fは年中湿潤(温暖湿潤気候Cfa、西岸海洋性気候Cfb、冷帯湿潤気候Dfなど)を意味する。
代表的な都市と対応させると、ローマはCs(夏乾燥)、東京はCfa(年中湿潤で夏に高温)、パリはCfb(年中湿潤で夏が冷涼)、イルクーツクはDw(冬に乾燥する冷帯)である。
なお、砂漠を示すのはfではなく乾燥帯のBW(砂漠気候)であり、短い草原のステップはBSである。前問の散布図で読み取った夏雨型・冬雨型・少雨型は、それぞれw・s・Bの記号にほぼ対応している。
ひっかけポイント
sとwの入れ替えが最頻出。sは夏(ドイツ語のゾンマー)の乾燥、wは冬(ヴィンター)の乾燥と、頭文字の由来で覚えると間違えない。
選択肢の確認
①「記号のsは夏に乾燥することを、wは冬に乾燥することを、fは一年を通じて湿潤であることを示す」
✅ 正しい。
正解。ケッペンの記号はs=夏季乾燥、w=冬季乾燥、f=年中湿潤を示す。Cs(地中海性)、Cw・Dw(冬季少雨)、Cf・Df(湿潤)の対応で覚える。
②「記号のsは冬に乾燥することを、wは夏に乾燥することを示す」
❌ 誤り。
誤答理由: sとwの意味が入れ替わっている。sは夏の乾燥(地中海性気候Cs)、wは冬の乾燥(Cw・Dw)である。
③「記号のfは、降水がほとんどない砂漠であることを示す」
❌ 誤り。
誤答理由: fは年中湿潤を意味する。砂漠を示す記号は乾燥帯のBWである。
④「ケッペンの気候区分は気温だけで区分され、降水量は考慮されない」
❌ 誤り。
誤答理由: ケッペンの気候区分は気温と降水量の組合せで区分される。降水を考慮しないという記述は体系の根本と矛盾する。
覚えるポイント
- s=夏乾燥、w=冬乾燥、f=年中湿潤
- Cs=地中海性、Cfa=温暖湿潤、Cfb=西岸海洋性
- 砂漠はBW、ステップはBS
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。