SG-A1-01|地理総合・地理探究 対策問題
地図の種類についての説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
地形図のように土地の起伏や土地利用などを網羅的に表した地図を一般図といい、特定の主題に絞って表現した地図を主題図という
この問題のポイント
一般図と主題図の区別を問う。「網羅的=一般図」「特定の主題=主題図」という定義の対応がわかれば解ける。
解説
地図は目的によって一般図と主題図に大別される。
一般図は、土地の起伏・水系・道路・集落・土地利用など、地表の様子を特定の目的に偏らず網羅的に表した地図である。国土地理院が発行する地形図(2万5千分の1など)がその代表であり、多目的に利用される基本図としての役割をもつ。
一方主題図は、特定の主題(テーマ)に絞って情報を表現した地図である。人口分布図・土地利用図・気候区分図・ハザードマップなどが該当し、統計データを地図化した統計地図(階級区分図・図形表現図・ドットマップなど)も主題図に含まれる。
主題図は一般図を基図として、その上に主題となる情報を重ねて作られることが多い。地理の学習では、目的に応じて両者を使い分け、主題図では表現方法とデータの性質の対応(絶対値か相対値か)を意識することが重要である。
ひっかけポイント
一般図と主題図の定義の入れ替えが定番。地形図は「網羅的」だから一般図であり、統計地図は「特定の主題」を表すから主題図である。
選択肢の確認
①「階級区分図や図形表現図などの統計地図は、一般図に分類される」
❌ 誤り。
誤答理由: 階級区分図や図形表現図は統計という特定の主題を表現する地図であり、主題図に分類される。
②「地形図のように土地の起伏や土地利用などを網羅的に表した地図を一般図といい、特定の主題に絞って表現した地図を主題図という」
✅ 正しい。
正解。土地の様子を網羅的に表す地形図などが一般図、特定のテーマに絞った統計地図やハザードマップなどが主題図であり、目的による地図の2大区分を正しく述べている。
③「特定の主題に絞って表現した地図を一般図といい、あらゆる情報を網羅した地図を主題図という」
❌ 誤り。
誤答理由: 一般図と主題図の定義を入れ替えている。網羅的な地図が一般図、特定の主題に絞った地図が主題図である。
④「国土地理院が発行する地形図は、人口分布という特定の主題を表した主題図の代表例である」
❌ 誤り。
誤答理由: 国土地理院の地形図は起伏・道路・土地利用などを網羅的に表す一般図の代表であり、人口分布図のような主題図ではない。
覚えるポイント
- 一般図=網羅的な地図(地形図が代表)
- 主題図=特定のテーマを表す地図(統計地図・ハザードマップなど)
- 統計地図は主題図の一種
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。