SG8-007地理総合・地理探究 対策問題

地理総合C 持続可能な地域づくりと私たち(1) 自然環境と防災

同じ市内にある台地と沖積低地の災害リスクを比較した記述として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

台地は洪水や液状化の危険が小さい一方、台地の縁では崖崩れに注意が必要である

この問題のポイント

地形と災害リスクの対応を比較する問題。台地=水害に強いが崖に注意、低地=浸水・液状化・揺れの増幅に注意、という整理が軸。

解説

台地は、周囲より一段高い平坦な地形で、関東平野の武蔵野台地などが代表例である。標高が高く河川から離れているため洪水や津波の危険は小さく、地盤も比較的締まっているため液状化も起きにくい
ただし台地に災害リスクがないわけではない。台地と低地の境目には崖(段丘崖)があり、地震や豪雨の際に崖崩れの危険がある。また台地上は水が得にくく、古くは畑や雑木林として利用されてきた。
一方、沖積低地は河川が運んだ土砂でできた新しく軟弱な地盤で、洪水による浸水液状化、そして地震の揺れの増幅という複数のリスクを抱える。
このように、同じ市内でも地形によって想定すべき災害は異なる。ハザードマップと地形の知識を組み合わせ、場所ごとのリスクを判断する力が問われている。

ひっかけポイント
「台地は高いから危険」「低地は固い」といった逆の記述に注意。高さと地盤の性質を地形の成り立ちから考えれば判断できる。

選択肢の確認

①「沖積低地は地盤が固いため、地震の揺れは台地より小さくなる」
誤り。
誤答理由: 沖積低地は新しく軟弱な地盤で、地震の揺れはむしろ増幅されやすい。

②「台地では津波の被害が最も想定されるため、沿岸低地より危険である」
誤り。
誤答理由: 津波の危険が大きいのは沿岸の低地。高い台地は津波のリスクが最も小さい地形の一つである。

③「台地は洪水や液状化の危険が小さい一方、台地の縁では崖崩れに注意が必要である」
正しい。
正解。台地は洪水・液状化に強い一方、台地の縁の崖(段丘崖)では崖崩れの危険があるという整理が適切である。

④「台地は低地よりも標高が高いため、洪水で浸水する危険が最も大きい」
誤り。
誤答理由: 標高が高い台地は洪水では浸水しにくい。高さと浸水リスクの関係が逆になっている。

覚えるポイント

  • 台地は洪水・液状化に強いが、縁の崖崩れに注意
  • 沖積低地は浸水・液状化・揺れの増幅に注意
  • 地形ごとに想定すべき災害が異なる

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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