SG8-008地理総合・地理探究 対策問題

地理総合C 持続可能な地域づくりと私たち(1) 自然環境と防災

沿岸部で強い地震の揺れを感じたときの津波への対応として最も適切なものはどれか。

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正解: 2

正解

揺れがおさまったら、警報を待たずに直ちに高台や避難ビルへ避難する

この問題のポイント

津波避難の原則を問う。「強い揺れ=自主的に即避難」「より高い場所へ」「繰り返し来襲する」という3つの原則が判断の軸。

解説

津波は、海底地震などによって海水全体が持ち上げられて生じる波で、沖合ではジェット機並みの速さで伝わり、沿岸では歩いて逃げ切れない速さで押し寄せる。
避難の第一原則は、沿岸部で強い揺れや長い揺れを感じたら、警報の発表を待たずに直ちに避難を始めることである。震源が近い場合、津波は警報より早く到達することがある。東日本大震災(2011年)では、直ちに高台へ逃げる「津波てんでんこ」の教えが多くの命を救った。
避難先は、より高い場所が原則で、高台が遠い場合は津波避難ビルなどへの垂直避難を行う。
また津波は繰り返し来襲し、第1波より後の波の方が高いこともある。警報が解除されるまで戻ってはならない。津波は河川を遡上するため、川沿いからも離れる必要がある。

ひっかけポイント
「警報を待つ」「第1波の後に戻る」「川沿いを避難路にする」はいずれも典型的な危険行動。原則の逆を突く選択肢に注意。

選択肢の確認

①「川沿いの道を使い、川の流れに沿って河口方向へ避難する」
誤り。
誤答理由: 津波は河川を遡上するため川沿いは危険。河口方向はさらに危険で、高い場所へ向かうのが原則。

②「揺れがおさまったら、警報を待たずに直ちに高台や避難ビルへ避難する」
正しい。
正解。震源が近いと津波は警報より早く来ることがあり、強い揺れを感じたら直ちに高所へ自主避難するのが原則である。

③「津波警報が発表されるまで、海岸で待機して様子を確認する」
誤り。
誤答理由: 警報を待って海岸にとどまるのは危険。強い揺れ自体を避難開始の合図とすべきである。

④「第1波が過ぎたら津波は終わるので、すぐに自宅へ戻る」
誤り。
誤答理由: 津波は繰り返し来襲し第1波より後の方が高いこともある。警報解除まで戻ってはならない。

覚えるポイント

  • 強い揺れを感じたら警報を待たず高所へ即避難
  • 津波は繰り返し来襲、警報解除まで戻らない
  • 津波は川を遡上するため川沿いも危険

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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