SG8-037地理総合・地理探究 対策問題

地理総合C 持続可能な地域づくりと私たち(2) 生活圏の調査と地域の展望

人口移動に関するUターンとIターンの説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

Uターンは地方出身者が都市を経て出身地へ戻る移動、Iターンは都市出身者が地方へ移り住む移動を指す

この問題のポイント

U・Iターンの定義の区別を問う。文字の形が移動の経路を表す、という対応から出身地との関係を整理できるかが軸。

解説

地方への人口移動を表す言葉として、UターンIターン(あわせてJターンも)がよく使われる。
Uターンは、地方で生まれ育った人が進学や就職で大都市へ移り、その後出身地へ戻る移動である。往復の経路がUの字を描くことに由来する。Jターンは、出身地まで戻らず、出身地に近い地方都市に移り住む移動を指す。Iターンは、大都市で生まれ育った人が、出身地とは別の地方へ新たに移り住む移動で、経路が一直線のIの字になることによる。
近年は、田園回帰と呼ばれる地方移住への関心の高まりや、情報通信技術を使ったテレワークの普及により、働く場所の制約が緩んで移住のハードルが下がった。地方自治体は、移住相談窓口や空き家バンク、就農支援などで移住者の受け入れを競っている。
過疎地域の担い手確保策として、地域振興の文脈で問われる用語である。

ひっかけポイント
UターンとIターンの定義の入れ替えが定番。「出身地に戻る=U」「出身地以外の地方へ=I」「出身地近くの地方都市へ=J」で整理する。

選択肢の確認

①「Uターンは都市出身者が地方へ移り住む移動を指す」
誤り。
誤答理由: 都市出身者が地方へ移るのはIターン。Uターンは出身地へ戻る移動である。

②「Iターンは地方出身者が出身地に戻る移動を指す」
誤り。
誤答理由: 出身地に戻るのはUターン。Iターンは出身地とは別の地方への移住である。

③「どちらも海外への移住のみを指す言葉である」
誤り。
誤答理由: U・I・Jターンはいずれも国内の人口移動を表す言葉で、海外移住を指すものではない。

④「Uターンは地方出身者が都市を経て出身地へ戻る移動、Iターンは都市出身者が地方へ移り住む移動を指す」
正しい。
正解。Uターンは地方出身者が都市を経て出身地へ戻る移動、Iターンは都市出身者が地方へ新たに移り住む移動である。

覚えるポイント

  • Uターン=出身地へ戻る、Iターン=都市出身者が地方へ
  • Jターン=出身地近くの地方都市へ移る
  • テレワーク普及や田園回帰が移住を後押し

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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