TK6-038|地理総合・地理探究 対策問題
日本の人口についての説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
高齢化率は約29%と世界で最も高い水準にあり、総人口は2008年ごろをピークに減少に転じている
この問題のポイント
日本の人口減少と世界最高水準の高齢化という基本的事実を、数値とともに押さえているかを問う。
解説
日本の総人口は2008年ごろの約1億2800万人をピークに減少に転じ、2025年時点で約1.2億人となっている。出生数の減少は加速しており、年間の出生数は70万人前後まで落ち込んだ。
高齢化率(65歳以上人口の割合)は約29%と世界で最も高い水準にある。高度経済成長期の出生世代が高齢期に入ったことに加え、平均寿命の伸長と出生率の低迷が重なった結果である。
少子高齢化は全国的な現象であり、大都市圏でも高齢者の絶対数が急増している。農山村では若年層の流出が重なり、地域社会の維持が困難な限界集落が増えている。
労働力不足、社会保障費の増大、地方の縮小への対応として、子育て支援、高齢者・女性の就業促進、外国人材の受け入れ拡大などが進められている。
ひっかけポイント
高齢化率約29%・人口ピーク2008年ごろという数値が判断の軸。7%(1970年ごろの水準)など古い数値を使った選択肢に注意する。
選択肢の確認
①「高齢化率は約7%で、世界の中では若い人口構成の国である」
❌ 誤り。
高齢化率約7%は1970年ごろの水準である。現在は約29%に達している。
②「総人口は現在も一貫して増加を続けている」
❌ 誤り。
総人口は2008年ごろをピークに減少に転じており、増加を続けているという記述は誤りである。
③「少子高齢化は農村部だけの現象で、大都市圏では生じていない」
❌ 誤り。
少子高齢化は全国的な現象で、大都市圏でも高齢者数が急増している。農村部だけの現象ではない。
④「高齢化率は約29%と世界で最も高い水準にあり、総人口は2008年ごろをピークに減少に転じている」
✅ 正しい。
正解。日本の高齢化率は約29%と世界最高水準で、総人口は2008年ごろの約1億2800万人をピークに減少している。
覚えるポイント
- 総人口は2008年ごろをピークに減少中(約1.2億人)
- 高齢化率は約29%で世界最高水準
- 労働力不足と社会保障費増大が課題
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。