TK6-039|地理総合・地理探究 対策問題
高齢化の進行度を表す社会の区分として最も適切なものはどれか。
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正解: 3
正解
高齢化率が7%を超えると高齢化社会、14%を超えると高齢社会、21%を超えると超高齢社会と呼ばれる
この問題のポイント
高齢化社会・高齢社会・超高齢社会を分ける7%・14%・21%という基準値を正確に覚えているかを問う。
解説
高齢化率とは、総人口に占める**65歳以上(老年人口)**の割合である。その水準により社会は次のように区分される。
- 高齢化社会: 高齢化率が**7%**を超えた社会
- 高齢社会: **14%**を超えた社会
- 超高齢社会: **21%を超えた社会
日本は1970年に7%**を超えて高齢化社会となり、1994年に14%、2007年に21%を超えた。7%から14%への所要年数(倍加年数)は24年で、100年以上かけたフランスなどに比べ、世界でも際立って速い高齢化であった。現在の高齢化率は約29%である。
高齢化の速さは、社会保障制度や介護体制を整える時間的余裕が乏しいことを意味する。急速な経済成長を遂げた韓国や中国でも、日本を上回る速さで高齢化が進行しており、東アジア共通の課題となっている。
ひっかけポイント
7・14・21という基準値の並べ替えや入れ替えが定番の誤り。7%の倍が14%、その先が21%と、7の倍数で覚える。
選択肢の確認
①「高齢化率が3%を超えると超高齢社会と呼ばれる」
❌ 誤り。
超高齢社会の基準は21%であり、3%という基準は存在しない。
②「高齢化率が14%を超えると高齢化社会、7%を超えると高齢社会と呼ばれる」
❌ 誤り。
14%と7%の対応を入れ替えた記述である。7%超が高齢化社会、14%超が高齢社会である。
③「高齢化率が7%を超えると高齢化社会、14%を超えると高齢社会、21%を超えると超高齢社会と呼ばれる」
✅ 正しい。
正解。高齢化率7%超が高齢化社会、14%超が高齢社会、21%超が超高齢社会という区分である。
④「高齢化率が50%を超えて初めて高齢化社会と呼ばれる」
❌ 誤り。
50%という基準は存在しない。高齢化社会の基準は7%である。
覚えるポイント
- 高齢化社会7%・高齢社会14%・超高齢社会21%
- 日本の倍加年数は24年と世界的に短い
- 韓国・中国も急速に高齢化している
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。