TK6-041|地理総合・地理探究 対策問題
インドの人口についての説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
2023年に中国を抜いて人口世界一となり、生産年齢人口の割合が高い人口ボーナスの時期にある
この問題のポイント
インドが人口世界一になった時期と、若い人口構成がもたらす人口ボーナスの意味を理解しているかを問う。
解説
インドの人口は約14億人を超え、2023年に中国を抜いて世界一となった。国連の推計では今後も当面増加が続くとみられている。
インドの人口構成の特徴は若さである。年齢の中央値は20歳代後半と中国や先進国より大幅に若く、生産年齢人口(15〜64歳)の割合が高い。従属人口(子どもと高齢者)の負担が相対的に軽く、労働力と消費市場の拡大が経済成長を後押しする人口ボーナスの時期にある。
この豊富な若年労働力と英語力を背景に、ICT産業やサービス業が成長し、世界の企業がインドへの投資を拡大している。
一方で、毎年膨大な数の若者が労働市場に加わるため、十分な雇用の創出と教育・職業訓練が追いつくかが課題である。人口ボーナスは自動的に成長をもたらすのではなく、雇用と教育が伴って初めて生きる点に注意したい。
ひっかけポイント
人口世界一は2023年からインド。「中国が世界一」は過去の知識である。インドは高齢化ではなく若年人口の多さが特徴という点も確認。
選択肢の確認
①「インドの人口は急速な減少局面に入っている」
❌ 誤り。
インドの人口は当面増加が続くと推計されており、急速な減少局面という記述は誤りである。
②「2023年に中国を抜いて人口世界一となり、生産年齢人口の割合が高い人口ボーナスの時期にある」
✅ 正しい。
正解。インドは2023年に中国を抜き人口世界一となり、生産年齢人口の割合が高い人口ボーナス期にある。
③「インドの人口は世界第10位程度にとどまっている」
❌ 誤り。
インドの人口は約14億人を超えて世界一であり、第10位程度という記述は大きく誤っている。
④「インドは世界で最も高齢化率が高い国である」
❌ 誤り。
高齢化率が世界最高水準なのは日本であり、インドは年齢中央値が20歳代後半という若い人口構成である。
覚えるポイント
- インドは2023年に人口世界一(約14億人超)
- 生産年齢人口の割合が高く人口ボーナス期
- 雇用創出と教育が成長実現の条件
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。