TK6-061地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(4) 人口、都市・村落

プライメートシティ(首位都市)についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

人口や都市機能が第2位以下の都市を大きく引き離して一極集中した都市で、バンコクなど発展途上国で顕著にみられる

この問題のポイント

プライメートシティの定義(第2位都市との極端な格差)と、発展途上国で顕著に生じる理由を理解しているかを問う。

解説

プライメートシティ(首位都市)とは、一国の中で人口・経済・政治などの機能が突出して集中し、第2位の都市を大きく引き離している都市をいう。
代表例はタイのバンコクで、第2位都市の10倍を超える人口を抱える。ほかにメキシコシティ、ペルーのリマ、韓国のソウル、エジプトのカイロなどが挙げられる。
発展途上国で顕著なのは、限られた資本・行政機能・雇用が首都など一つの都市に集中的に投下され、農村の余剰人口がその都市だけを目指して流入するためである。
一極集中は、交通渋滞・大気汚染・住宅不足・スラムの拡大といった都市問題を極端な形で生む。また国土の均衡ある発展が妨げられ、災害や政変の際に国全体の機能が麻痺するリスクも大きい。対策として、首都機能の移転や地方分散政策をとる国もある。

ひっかけポイント
プライメートシティの要件は「第2位都市との極端な格差」。単に人口が多い都市ではない。バンコクなど途上国の首都が代表例である。

選択肢の確認

①「国内のすべての都市に人口が均等に分散している状態をいう」
誤り。
プライメートシティは一極集中の状態を指し、人口の均等分散とは正反対の概念である。

②「プライメートシティは先進国にのみ存在する」
誤り。
バンコクやメキシコシティなど途上国にこそ顕著であり、先進国のみという記述は誤りである。

③「プライメートシティは必ず計画的に建設された新都市である」
誤り。
バンコクのように自然発生的に肥大化した例が多く、計画都市であることは要件ではない。

④「人口や都市機能が第2位以下の都市を大きく引き離して一極集中した都市で、バンコクなど発展途上国で顕著にみられる」
正しい。
正解。プライメートシティは第2位以下を大きく引き離して人口・機能が集中した首位都市で、バンコクなど途上国で顕著である。

覚えるポイント

  • 首位都市=第2位以下を大きく引き離す一極集中都市
  • バンコク・メキシコシティ・リマなどが代表例
  • 都市問題の集中と国土の不均衡発展を招く

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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