TK6-070|地理総合・地理探究 対策問題
世界都市についての説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
ニューヨーク・ロンドン・東京のように、多国籍企業の本社や国際金融市場が集中し、世界経済の中枢的な役割を果たす都市をいう
この問題のポイント
世界都市の定義が人口規模ではなく、経済の中枢管理機能の集積にあることを理解しているかを問う。
解説
**世界都市(グローバルシティ)**とは、経済のグローバル化の中で、世界経済の中枢的な管理機能を担う都市をいう。ニューヨーク・ロンドン・東京が代表とされ、パリ・シンガポール・香港・上海なども挙げられる。
世界都市の指標は人口の多さではない。
- 多国籍企業の本社や地域統括拠点の集積
- 証券取引所や銀行が集まる国際金融市場(ウォール街、シティ)
- 法務・会計・広告・コンサルタントなど企業向けの高度なサービス業
- 国際機関、報道機関、ハブ空港による世界との結び付き
人口だけならデリーやダッカなど途上国の巨大都市の方が多いが、意思決定機能の集積では世界都市に及ばない。人口規模の巨大さ(メガシティ)と機能の中枢性(世界都市)は別の概念である。
世界都市どうしは国境を越えて資本・情報・人材をやり取りし、一国内の都市階層を超えた世界的な都市のネットワークを形成している。
ひっかけポイント
世界都市の基準は中枢管理機能であって人口ではない。「人口最大の都市=世界都市」とするメガシティとの混同が定番の誤りである。
選択肢の確認
①「世界都市とは単に人口が最も多い都市のことをいう」
❌ 誤り。
世界都市の基準は中枢管理機能の集積であり、人口の多さだけで決まるものではない。
②「世界都市は発展途上国にのみ立地している」
❌ 誤り。
世界都市の代表はニューヨーク・ロンドン・東京など先進国の都市が中心であり、途上国のみという記述は誤りである。
③「世界で一つの都市だけが世界都市に認定されている」
❌ 誤り。
世界都市は複数あり、相互にネットワークを形成している。一つだけという記述は誤りである。
④「ニューヨーク・ロンドン・東京のように、多国籍企業の本社や国際金融市場が集中し、世界経済の中枢的な役割を果たす都市をいう」
✅ 正しい。
正解。世界都市は多国籍企業の本社や国際金融市場が集中し世界経済の中枢を担う都市で、ニューヨーク・ロンドン・東京が代表である。
覚えるポイント
- 世界都市=世界経済の中枢機能をもつ都市
- ニューヨーク・ロンドン・東京が代表
- 人口規模で測るメガシティとは別概念
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。