TK7-051地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

世界の原油の分布について述べた文として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

世界の原油の確認埋蔵量のうち大きな割合をペルシャ湾岸の国々が占め、サウジアラビアやイラク、クウェートなどが主な産油国である

この問題のポイント

世界の原油埋蔵がペルシャ湾岸に集中しているという、エネルギー資源の偏在を問う。

解説

原油は世界で最も重要なエネルギー資源の一つだが、その分布は著しく偏在している。確認埋蔵量の半分近くが西アジア、とりわけペルシャ湾岸に集中しており、サウジアラビア・イラク・クウェート・イラン・アラブ首長国連邦などが世界有数の産油国である。ベネズエラ・ロシア・アメリカなども埋蔵・生産の上位国だが、輸出余力の大きさで西アジアの地位は際立つ。
湾岸の油田は埋蔵量が大きく採掘費用が安いため、原油はタンカーでホルムズ海峡を経て日本や中国、ヨーロッパへ輸出される。日本は原油輸入の約9割を西アジアに依存しており、この海上輸送路の安全は日本のエネルギー安全保障の生命線である。
資源の偏在は、産油国に莫大なオイルマネーをもたらす一方、国際政治の緊張や価格変動の影響を世界経済に及ぼす要因となってきた。

ひっかけポイント
原油埋蔵の中心はペルシャ湾岸であり、「油田がない」「枯渇した」は誤り。日本の原油輸入の約9割が西アジア依存という統計も頻出である。

選択肢の確認

①「ペルシャ湾岸には油田がほとんど存在しない」
誤り。
誤答理由: ペルシャ湾岸は世界最大級の油田地帯であり、油田がほとんどないという記述は正反対である。

②「西アジアの原油はすでにすべて採り尽くされている」
誤り。
誤答理由: 西アジアの原油埋蔵は依然として世界最大級であり、枯渇したという記述は誤りである。

③「世界最大級の原油埋蔵地帯は日本近海の大陸棚である」
誤り。
誤答理由: 日本近海に大規模な油田はなく、日本は原油輸入の約9割を西アジアに依存している。

④「世界の原油の確認埋蔵量のうち大きな割合をペルシャ湾岸の国々が占め、サウジアラビアやイラク、クウェートなどが主な産油国である」
正しい。
正解。世界の原油埋蔵はペルシャ湾岸に集中し、サウジアラビア・イラク・クウェートなどが世界有数の産油国である。

覚えるポイント

  • 確認埋蔵量の半分近くが西アジア(ペルシャ湾岸)に集中
  • サウジアラビア・イラク・クウェートなどが主要産油国
  • 日本は原油輸入の約9割を西アジアに依存

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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