TK7-067地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

カカオ豆の生産について述べた文として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

カカオ豆の生産はギニア湾岸のコートジボワールとガーナで特に多く、両国の重要な輸出品となっている

この問題のポイント

カカオ豆の生産上位国(コートジボワール・ガーナ)と、高温多湿を好む熱帯作物という栽培条件を問う。

解説

チョコレートの原料となるカカオ豆は、高温多湿の熱帯の作物で、赤道をはさむ低緯度地域で栽培される。世界の生産の中心は西アフリカのギニア湾岸であり、コートジボワールが世界第1位、ガーナが第2位を占める。両国では植民地時代に導入されたカカオ栽培が独立後も基幹産業となり、輸出のかなりの部分をカカオに依存するモノカルチャー的な構造が続いてきた。
このため、カカオの国際価格の変動が両国の経済を大きく揺さぶる。また、生産の多くを小規模農家が担っており、農家の貧困や児童労働が国際的な問題とされ、適正な価格で取引するフェアトレードの取り組みが広がっている。
日本ではガーナ産カカオの輸入が多い。「カカオ=ギニア湾岸」の対応は、コーヒー(ブラジル・ベトナム)、茶(中国・インド・ケニア)との産地の区別とあわせて頻出である。

ひっかけポイント
カカオは熱帯作物で、砂漠や冷涼な地域では栽培できない。生産上位はコートジボワール・ガーナで、ギニア湾岸という位置とセットで覚える。

選択肢の確認

①「カカオ豆の生産はギニア湾岸のコートジボワールとガーナで特に多く、両国の重要な輸出品となっている」
正しい。
正解。カカオ豆はギニア湾岸のコートジボワール(1位)とガーナ(2位)が主産地で、両国の重要な輸出品である。

②「カカオ豆の主産地は北アフリカのサハラ砂漠である」
誤り。
誤答理由: カカオは高温多湿の熱帯作物であり、サハラ砂漠のような乾燥地では栽培できない。

③「カカオ豆の生産量世界一の国はロシアである」
誤り。
誤答理由: 生産世界一はコートジボワールである。ロシアは高緯度の国で、カカオの栽培はできない。

④「カカオは冷涼な気候を好む作物である」
誤り。
誤答理由: カカオは高温多湿を好む熱帯の作物であり、冷涼な気候を好むという記述は生育条件と正反対である。

覚えるポイント

  • カカオ豆はコートジボワール1位・ガーナ2位
  • 産地はギニア湾岸の高温多湿な熱帯地域
  • 価格変動・児童労働が課題でフェアトレードが広がる

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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