TK7-075地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

アフリカの地域統合と人口動向について述べた文として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

2002年に発足したアフリカ連合(AU)が地域統合を進めており、アフリカは出生率が高く世界の人口増加の中心となっている

この問題のポイント

アフリカ連合(AU)の発足(2002年)と、世界の人口増加の中心というアフリカの人口動向を問う。

解説

アフリカ連合(AU)は、独立後の連帯を担ったアフリカ統一機構を改組して2002年に発足した、アフリカのほぼ全ての国・地域が参加する地域機構である。EUをモデルに、紛争の調停や経済統合を進めており、大陸全体の自由貿易圏の創設も動き出している。
人口面では、アフリカは合計特殊出生率が世界で最も高い地域であり、医療の改善で死亡率が下がる一方で出生率が高いままの人口爆発の段階にある国が多い。大陸の人口は約15億に達し、今後の世界の人口増加の大部分はアフリカで生じると予測されている。ナイジェリアやエチオピア、コンゴ民主共和国などの人口大国が牽引する。
若い人口は市場と労働力の潜在力である一方、雇用・教育・食料の確保が追いつかなければ貧困や都市のスラム拡大につながる。人口急増と開発をどう両立させるかが、アフリカと国際社会の共通課題である。

ひっかけポイント
AUは2002年発足のアフリカの組織で、EUとの混同や発足年のずらしに注意。アフリカの人口は「減少」ではなく世界の増加の中心である。

選択肢の確認

①「アフリカ連合(AU)は19世紀に発足した組織である」
誤り。
誤答理由: AUの発足は2002年である。前身のアフリカ統一機構も20世紀後半の発足であり、19世紀ではない。

②「2002年に発足したアフリカ連合(AU)が地域統合を進めており、アフリカは出生率が高く世界の人口増加の中心となっている」
正しい。
正解。AUは2002年に発足したアフリカの地域機構で、アフリカは出生率が世界最高水準にあり世界の人口増加の中心である。

③「アフリカ連合(AU)はヨーロッパ諸国が結成した組織である」
誤り。
誤答理由: AUはアフリカ諸国が結成した組織であり、ヨーロッパの組織はEUである。名称の類似によるひっかけである。

④「アフリカの人口は大陸全体として減少を続けている」
誤り。
誤答理由: アフリカの人口は急増を続けており、今後の世界人口増加の大部分を占めると予測される。減少という記述は正反対である。

覚えるポイント

  • AUは2002年発足、アフリカのほぼ全域が参加する地域機構
  • アフリカは出生率が世界最高水準で人口が急増
  • 今後の世界人口増加の中心はアフリカと予測される

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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