TK8-014地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

北ヨーロッパ諸国についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

ノルウェーは北海油田の産油国でEUには非加盟、スウェーデンやフィンランドは森林資源を生かした産業が発達している

この問題のポイント

北欧諸国の産業と国際関係の対応を問う。ノルウェー=産油国・EU非加盟という組み合わせが最大の判断ポイント。

解説

北ヨーロッパ諸国は、高緯度ながら自然を生かした独自の発展を遂げ、福祉国家としても知られる。
ノルウェーは、北海油田の原油・天然ガスの輸出国で、ヨーロッパ有数の産油国である。国民投票で加盟を否決しEUには非加盟だが、シェンゲン協定には参加している。フィヨルドの海岸ではサケの養殖など水産業が盛んで、水力発電が電力の大部分を占める。
スウェーデンは、キルナなどの鉄鉱石と森林資源を生かした工業国で、自動車・機械工業が発達する。フィンランドは国土の7割を森林が占め、パルプ・製紙などの森林工業と情報通信産業で知られる。両国はEU加盟国で、2020年代にはロシアのウクライナ侵攻を受けて相次いでNATOに加盟した。デンマークは酪農と風力発電、アイスランドは火山島で地熱発電と漁業が特色である。
国ごとの「資源と産業の組み合わせ」を問う統計判定が頻出である。

ひっかけポイント
ノルウェーとアイスランドはEU非加盟で「全北欧がEU加盟」は誤り。ノルウェー=石油、スウェーデン=鉄鉱石・森林の対応を確実に。

選択肢の確認

①「北欧諸国はすべてEUとユーロ圏に加盟している」
誤り。
誤答理由: ノルウェーとアイスランドはEU非加盟で、加盟国のデンマーク・スウェーデンもユーロ未導入。全加盟は誤り。

②「ノルウェーの海岸は遠浅の砂浜が続き、漁業は発達していない」
誤り。
誤答理由: ノルウェー西岸は氷河が削ったフィヨルドの海岸で、水産業・養殖業が盛んである。

③「アイスランドには火山も温泉も存在しない」
誤り。
誤答理由: アイスランドは大西洋中央海嶺上の火山島で、火山・温泉が多く地熱発電が盛んである。

④「ノルウェーは北海油田の産油国でEUには非加盟、スウェーデンやフィンランドは森林資源を生かした産業が発達している」
正しい。
正解。ノルウェーは北海油田を持つ産油国でEU非加盟、スウェーデン・フィンランドは森林資源を生かした産業国である。

覚えるポイント

  • ノルウェー=北海油田・水力・EU非加盟
  • スウェーデン=鉄鉱石・森林工業、フィンランド=パルプ・製紙
  • アイスランド=火山島で地熱利用が盛ん

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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