JH-A1-02|歴史総合・日本史探究 対策問題
中国の史書に見える倭に関する記述の組合せとして正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
『漢書』地理志 — 倭は百余国に分かれる/『魏志』倭人伝 — 邪馬台国の卑弥呼
背景・因果
『漢書』地理志が「倭人は百余国」、『後漢書』東夷伝が奴国王の金印(漢委奴国王)、『魏志』倭人伝が邪馬台国の卑弥呼、『宋書』倭国伝が倭の五王を記す。史書と内容の対応は頻出。
覚えるポイント
核となる対応:「『漢書』地理志 — 倭は百余国に分かれる/『魏志』倭人伝 — 邪馬台国の卑弥呼」。『漢書』地理志は倭人が百余国に分かれたことを記し、『魏志』倭人伝は邪馬台国と卑弥呼を記す。史書と内容の対応が正しい。
混同防止「『漢書』地理志 — 卑弥呼が親魏倭王とされる/『後漢書』東夷伝 — 倭の五王」:親魏倭王の称号を得た卑弥呼は『魏志』倭人伝に記され、倭の五王は『宋書』倭国伝に記される。両方の対応が入れ替わっている。
選択肢別の検討
① ✅ 正解「『漢書』地理志 — 倭は百余国に分かれる/『魏志』倭人伝 — 邪馬台国の卑弥呼」
『漢書』地理志は倭人が百余国に分かれたことを記し、『魏志』倭人伝は邪馬台国と卑弥呼を記す。史書と内容の対応が正しい。
② ❌ 誤答「『漢書』地理志 — 卑弥呼が親魏倭王とされる/『後漢書』東夷伝 — 倭の五王」
親魏倭王の称号を得た卑弥呼は『魏志』倭人伝に記され、倭の五王は『宋書』倭国伝に記される。両方の対応が入れ替わっている。
③ ❌ 誤答「『魏志』倭人伝 — 奴国王が金印を授かる/『宋書』倭国伝 — 邪馬台国」
奴国王への金印授与は『後漢書』東夷伝、邪馬台国は『魏志』倭人伝の内容である。『宋書』倭国伝が扱う代表事項は倭の五王である。
④ ❌ 誤答「『後漢書』東夷伝 — 倭の五王/『宋書』倭国伝 — 卑弥呼」
倭の五王は『宋書』倭国伝、卑弥呼は『魏志』倭人伝に対応する。『後漢書』東夷伝には奴国王の金印授与が記される。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。