JH-B3-11|歴史総合・日本史探究 対策問題
室町幕府の統治機構について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
将軍を補佐する管領には細川・斯波・畠山の3氏が交代で就き、関東には鎌倉府が置かれた
背景・因果
室町幕府では管領(三管領=細川・斯波・畠山)が将軍を補佐し、侍所の長官(所司)には赤松・一色・山名・京極の四職が就いた。関東には鎌倉府が置かれ、長官の鎌倉公方を関東管領(上杉氏)が補佐したが、やがて幕府・鎌倉府間の対立が関東の戦乱を生んだ。
覚えるポイント
核となる対応:「将軍を補佐する管領には細川・斯波・畠山の3氏が交代で就き、関東には鎌倉府が置かれた」。室町幕府では細川・斯波・畠山の三管領が将軍を補佐し、関東統治のため鎌倉府が置かれた。鎌倉公方を上杉氏の関東管領が補佐した。
混同防止「将軍の補佐役は執権で、北条氏が世襲した」:執権を北条氏が世襲したのは鎌倉幕府である。室町幕府の将軍補佐職は管領で、幕府ごとの機構が異なる。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「鎌倉府は九州の統治機関である」
鎌倉府は関東を統治するため鎌倉に置かれた。九州には九州探題が置かれ、地域対応が異なる。
② ✅ 正解「将軍を補佐する管領には細川・斯波・畠山の3氏が交代で就き、関東には鎌倉府が置かれた」
室町幕府では細川・斯波・畠山の三管領が将軍を補佐し、関東統治のため鎌倉府が置かれた。鎌倉公方を上杉氏の関東管領が補佐した。
③ ❌ 誤答「将軍の補佐役は執権で、北条氏が世襲した」
執権を北条氏が世襲したのは鎌倉幕府である。室町幕府の将軍補佐職は管領で、幕府ごとの機構が異なる。
④ ❌ 誤答「地方支配のため京都に六波羅探題が置かれた」
六波羅探題は鎌倉幕府が京都に置いた朝廷監視・西国支配の機関で、1333年に滅びた。室町幕府の地方支配機関ではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。