JH-C3-17歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究C 近世の日本と世界(3) 近世の国家・社会の展開と画期

天保期の雄藩の改革について述べた記述として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

薩摩藩は調所広郷が黒砂糖の専売などで、長州藩は村田清風が下関の越荷方などで財政を立て直した

背景・因果

薩摩藩の調所広郷は借金の長期返済繰延べと黒砂糖専売・琉球貿易で、長州藩の村田清風は借金整理と下関の越荷方(委託販売・金融)で財政を再建した。肥前藩の均田制・反射炉建設なども含め、改革に成功した雄藩が幕末政局の主役になる、という接続が核心。

覚えるポイント

  • 核となる対応:「薩摩藩は調所広郷が黒砂糖の専売などで、長州藩は村田清風が下関の越荷方などで財政を立て直した」。薩摩藩では調所広郷が黒砂糖専売などを進め、長州藩では村田清風が下関の越荷方を活用して財政を再建した。成功した雄藩は幕末政局で台頭した。

  • 混同防止「諸藩の改革はすべて失敗し、幕末の政局に影響しなかった」:薩摩・長州・肥前などには改革で財政・軍備を強化した藩があり、幕末の政治変動を主導した。諸藩改革がすべて失敗したわけではない。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「薩摩藩の改革は米の専売が中心だった」
薩摩藩改革の専売の柱は奄美の黒砂糖で、米専売が中心ではない。琉球貿易も重要な収益源となった。

② ❌ 誤答「改革を行ったのは幕府だけで、藩は行っていない」
天保期には幕府の改革と並行して各藩も独自改革を行った。調所広郷・村田清風はいずれも藩政改革の担当者である。

③ ✅ 正解「薩摩藩は調所広郷が黒砂糖の専売などで、長州藩は村田清風が下関の越荷方などで財政を立て直した」
薩摩藩では調所広郷が黒砂糖専売などを進め、長州藩では村田清風が下関の越荷方を活用して財政を再建した。成功した雄藩は幕末政局で台頭した。

④ ❌ 誤答「諸藩の改革はすべて失敗し、幕末の政局に影響しなかった」
薩摩・長州・肥前などには改革で財政・軍備を強化した藩があり、幕末の政治変動を主導した。諸藩改革がすべて失敗したわけではない。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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