JT2-A35歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究A 原始・古代の日本と東アジア(3) 古代の国家・社会の展開と画期

菅原道真が北野天満宮にまつられた背景にある考え方はどれか。

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正解: 3

正解

非業の死を遂げた人の怨霊を神としてまつり、たたりを鎮める御霊信仰

背景・因果

道真の死後、都で疫病や落雷が続くと「道真のたたり」と恐れられ、御霊信仰に基づき北野天満宮にまつられた。御霊会は祇園祭の起源ともされる。

覚えるポイント

「学問の神」になるのは後世のこと。当初は恐れの対象だった、という信仰の変化そのものが出題される。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「航海の安全を祈る信仰」
北野天満宮の成立は航海安全祈願ではなく、都の災厄を道真の怨霊とみて鎮めるためだった。航海神の信仰との混同である。

② ❌ 誤答「稲の豊作を祈る農耕儀礼」
稲の豊作を祈る農耕儀礼ではなく、疫病・落雷などの災厄除去が目的だった。後に学問の神となるが、当初は恐れられた御霊だった。

③ ✅ 正解「非業の死を遂げた人の怨霊を神としてまつり、たたりを鎮める御霊信仰」
菅原道真の死後に疫病・落雷が続くと怨霊の祟りと恐れられ、神として北野天満宮にまつって鎮めた。非業の死者を祭る御霊信仰の典型である。

④ ❌ 誤答「先祖の墓を守る仏教の教え」
道真祭祀の直接の背景は先祖墓を守る教えではなく、怨霊の祟りを鎮める御霊信仰である。道真は祭祀した人々の共通祖先でもない。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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