JT2-B03|歴史総合・日本史探究 対策問題
1219年の源実朝暗殺後の将軍について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
摂関家や皇族から迎えられ、実権は執権北条氏が握った
背景・因果
実朝の暗殺で源氏将軍は3代で断絶し、以後は摂家将軍(九条頼経ら)、皇族将軍が迎えられたが、実権は執権北条氏にあった。
覚えるポイント
「北条氏はなぜ自ら将軍にならなかったか」という論点が資料問題になる。権威(将軍)と権力(執権)の分離は日本史の頻出構造。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「北条氏が自ら将軍となった」
北条氏は自ら将軍にならず、執権・得宗として実権を握った。将軍の権威と北条氏の政治権力を分離した統治構造である。
② ❌ 誤答「実朝の子が将軍を継いだ」
実朝には将軍職を継ぐ子がおらず、源氏将軍は三代で断絶した。そのため京都から摂関家・皇族の将軍を迎えた。
③ ✅ 正解「摂関家や皇族から迎えられ、実権は執権北条氏が握った」
実朝の暗殺で源氏将軍が断絶すると、九条頼経ら摂関家出身者、のちには皇族が将軍として迎えられた。将軍は権威を担い、実権は執権北条氏が握った。
④ ❌ 誤答「以後、将軍は置かれなかった」
実朝後も摂家将軍・皇族将軍が置かれ、将軍職は存続した。「源氏将軍の断絶」と「将軍職の廃止」を同一視している。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。