JT2-C24|歴史総合・日本史探究 対策問題
江戸などの都市の町の運営について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
町ごとに名主らの町役人が置かれ、町法に基づいて自治的に運営された
背景・因果
都市の町は名主(江戸)・町年寄などの町役人を中心に、町法(町掟)に基づき運営された。地主・家持が正規の町人で、地借・店借の住民も多かった。町人は町人足役などの負担を担った。
覚えるポイント
村(村方三役・村請制)との並行構造で覚える。「支配の末端を自治が担う」のが近世社会の特徴。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「町人には一切の負担がなかった」
町人は町入用や公役、消防などの負担を負った。一切の負担がなかったという説明は自治運営の前提と矛盾する。
② ❌ 誤答「町は寺院によって統治された」
寺院が町全体を統治したのではなく、町奉行の下で町役人が自治的に運営した。寺院は寺請制度など別の役割を担った。
③ ✅ 正解「町ごとに名主らの町役人が置かれ、町法に基づいて自治的に運営された」
江戸の町は町名主・月行事などの町役人が町法に基づき、火消・治安・費用負担などを自治的に運営した。町奉行の監督下で町共同体が機能した。
④ ❌ 誤答「町の運営はすべて武士が直接行った」
幕府の町奉行が都市全体を支配したが、日常の町運営は町役人と町人が担った。武士が全町務を直接処理したのではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。