JT3-D68歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(4) 現代の日本の課題の探究

バブル崩壊後の1990年代の日本経済の説明として正しいものはどれか。

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正解: 1

正解

不良債権問題で金融機関の破綻が相次ぎ、「失われた10年」と呼ばれる長期低迷に陥った

背景・因果

バブル崩壊で担保の土地の価値が暴落すると、金融機関は巨額の不良債権を抱え、1997年には北海道拓殖銀行・山一證券など大手の破綻が相次いだ。経済は「失われた10年」と呼ばれる長期低迷とデフレに陥り、就職氷河期や非正規雇用の拡大など社会問題が広がった。

覚えるポイント

「バブル期(インフレ的資産高騰)→崩壊後(デフレ・不良債権)」の対比をグラフで判定させる問題が定番。1997年の金融危機と消費税5%引き上げの重なりも論点になる。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「不良債権問題で金融機関の破綻が相次ぎ、「失われた10年」と呼ばれる長期低迷に陥った」
バブル崩壊で株価・地価が下落すると金融機関は不良債権を抱え、1997年には大手金融機関の破綻も相次いだ。低成長とデフレが続く1990年代は「失われた10年」と呼ばれた。

② ❌ 誤答「株価と地価がさらに高騰し続けた」
株価と地価は1990年代初めから大きく下落し、バブル期の高騰が続いたわけではない。担保価値の低下が不良債権問題を深刻化させた。

③ ❌ 誤答「年平均10%の高度成長が続いた」
年平均10%前後の高度成長は1955〜73年ごろの特徴で、1990年代には低成長が続いた。景気停滞と雇用不安が社会問題になった。

④ ❌ 誤答「激しいインフレで物価が数十倍になった」
1990年代の日本は物価が持続的に下がるデフレ傾向に陥り、物価が数十倍になる激しいインフレではなかった。需要不足が経済停滞を長引かせた。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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