KZ-R7HB-04歴史総合・日本史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 本試験(旧日本史B)

同じ年表で、いったん廃止された馬政局は1936年に再設置されている。この時期の状況として最も適切なものはどれか。

KZ-R7HB-04の問題図版
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正解: 3

正解

満州事変後の軍備拡張の中で軍馬の需要が高まっていた

背景・因果

1936年は満州事変(1931年)後の軍拡期で、翌1937年には日中戦争が始まる。軍馬の需要増が再設置の背景である。年表の空白期間(1923年廃止〜1936年再設置)が軍縮期のワシントン体制と重なる点も読みどころ。

覚えるポイント

年表の空白期間(1923年廃止〜1936年再設置)=ワシントン体制の軍縮期。再設置=軍拡期という対応関係が読みどころ。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「馬の輸出が全面的に自由化されていた」
再設置の目的は国内の軍馬改良・確保で、馬の輸出全面自由化ではない。戦時体制へ向かうなか国家による統制が強まった。

② ❌ 誤答「軍縮条約により軍馬が削減されていた」
1920年代のワシントン体制では軍縮が進んだが、1930年代半ばの日本は条約体制から離れ軍備を拡張していた。1936年の再設置を軍馬削減で説明するのは方向が逆である。

③ ✅ 正解「満州事変後の軍備拡張の中で軍馬の需要が高まっていた」
1936年は満州事変後の軍備拡張期で、翌1937年の日中戦争を前に軍馬需要が高まっていた。年表の馬政局再設置は軍縮から軍拡への転換を反映する。

④ ❌ 誤答「太平洋戦争がすでに終結していた」
太平洋戦争が終結したのは1945年で、馬政局再設置の1936年にはまだ開戦前だった。時期は9年ずれている。

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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