DA-B16情報Ⅰ 対策問題

データの活用データ分析特訓 (第4問対策)

ある店の日別売上の折れ線グラフに7日間移動平均線を重ねたところ、日々の線は上下に激しく揺れるが、移動平均線はゆるやかに右上がりだった。読み取りとして最も適当なものはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

トレンドと変動の分離(移動平均の読み取り) を問う問題です。

解説

時系列データとは、日々の売上のように時間の順に並んだデータのことです。その動きは、トレンド(長期的な上昇・下降の傾向)+周期変動(曜日や季節による規則的な上下)+不規則変動(たまたまの揺れ)が重なったものとして読みます。日々の折れ線が激しく上下するのは、主に曜日などの短期変動のせいです。

7日間移動平均とは、「その日を含む連続する7日分の平均」を1日ずつずらしながら計算し、つないだ線のことです。7日分をまとめて平均するので、曜日による上下がちょうど打ち消され、短期の揺れがならされて、隠れていたトレンドが見えるようになります。

読み取りの手順は、(1)まず移動平均線の向きを見る: ゆるやかに右上がり=長期的には売上が伸びている → (2)次に日々の線と見比べる: 激しい上下=曜日などの短期変動、の2段階です。よって「短期変動はあるが、長期的には伸びる傾向」と読むのが正解。「毎日確実に増えている」は日々の線に下がる日がある以上誤りで、「短期変動が激しいから長期は判断できない」は、その判断を可能にするのが移動平均なので逆です。

共通テストでは、移動平均を「計算させる」問題と、今回のように「重ねたグラフを読ませる」問題の両方が想定されます。「移動平均=短期の揺れをならしてトレンドを取り出す道具」という役割で覚えておきましょう。

選択肢の確認

1.○ 短期変動(日々の揺れ)と長期傾向(移動平均の右上がり)を正しく分けた読み取り。
2.× 日々の線には下がる日もある。「毎日確実に」は言い過ぎ。
3.× 揺れをならして滑らかになるのは移動平均の正常な働きで、ミスではない。
4.× 移動平均線がまさに長期傾向の判断を可能にしている。

ここだけは覚えよう

移動平均=短期の揺れをならしてトレンドを見る道具 — 日々の線は変動、ならした線は傾向。

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