DA-S28|情報Ⅰ 対策問題
日ごとの来店者数のギザギザした折れ線グラフに7日間移動平均の線を重ねた。移動平均の線から読み取れるものはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
移動平均の読み取り(トレンドの抽出) を問う問題です。「なぜ7日間なのか」まで説明できると強いです。
解説
移動平均とは、「その日を含む直近7日間の平均」のように、区間を1日ずつずらしながら平均を計算してつないだ線です。日ごとの細かい上下(ノイズ)が平均でならされるため、グラフは滑らかになり、全体として増えているのか減っているのかという**傾向(トレンド)**が読み取りやすくなります。
7日間という幅には意味があります。来店者数は「週末に多く平日に少ない」という7日周期の変動を持つのが普通です。周期とちょうど同じ幅で平均すると、どの位置で計算しても土日も平日も同じ回数ずつ含まれるため、曜日による変動がきれいに打ち消され、残るのは長期的な増減だけになります。
引き換えに失われるものもあります。平均してしまうので、特定の1日の正確な来店者数は移動平均の線からは読み取れません。「イベント当日に何人来たか」を知りたければ生データの折れ線を見る——知りたいものに応じて生データと移動平均を使い分けるのが分析の作法です。なお、年齢構成や営業時間のように、そもそも来店者数のデータに含まれない情報は、どんな加工をしても読み取れません。
共通テストでは、生データと移動平均を重ねたグラフを示し、「移動平均の線から読み取れること/読み取れないこと」を選ばせる形が典型です。
選択肢の確認
1.○ 曜日周期の変動をならし、長期的な増減の傾向を示すのが移動平均の役割。
2.× 平均化で個別の日の値は失われる。1日の正確な値は生データで見る。
3.× 年齢構成は来店者数のデータに含まれず、どう加工しても得られない。
4.× 営業時間もこのデータからは読み取れない。
ここだけは覚えよう
移動平均=周期と同じ幅でならしてトレンドを見る — 曜日変動には7日間。個別の日の値は消える。