DE-K32|情報Ⅰ 対策問題
「取っ手はつかめそう」「ボタンは押せそう」のように、モノの形が人に行為の可能性を与えている関係を指すデザイン用語はどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
アフォーダンス(環境が与える行為の可能性) を問う問題です。シグニファイアとの区別が核心です。
解説
アフォーダンスは、心理学者ギブソンが提唱した概念で、環境やモノが動物(人)に与えている「行為の可能性」の関係そのものを指します。椅子は「座る」を、取っ手は「つかむ」を、ボタンは「押す」を可能にしている——この「モノと行為の関係」がアフォーダンスです。
重要なのは、アフォーダンスは「関係」であって、見た目のデザインそのものではない点です。デザインの分野では、その行為の可能性をユーザに目に見える形で伝える手がかりをシグニファイアと呼んで区別します(D.ノーマンによる整理)。
具体例で確認しましょう。ドアに付いた棒状の取っ手は「引く」ことを可能にしています(アフォーダンス)。そして、その取っ手の形自体が「引けそう」と伝えるサインにもなっています(シグニファイア)。「アフォーダンス=関係、シグニファイア=それを伝えるサイン」という対で覚えるのが確実です。
共通テストでは、この2語の説明を入れ替えた選択肢が定番のひっかけです。「行為の可能性(の関係)」という表現があればアフォーダンス、「手がかり・サイン」とあればシグニファイアを選びましょう。
選択肢の確認
1.○ モノが人に行為の可能性を与えている関係=アフォーダンス。
2.× メタファーはゴミ箱アイコンのように既知のものにたとえる比喩表現。
3.× コンセプトは設計・企画の基本方針。
4.× レイアウトは要素の配置のこと。
ここだけは覚えよう
アフォーダンス=行為の可能性の「関係」 — それを見える形で伝えるサインがシグニファイア。