NW-C08|情報Ⅰ 対策問題
オンライン対戦ゲームで、通信速度(帯域)は十分なのに操作が一瞬遅れて反映される。この現象に最も関係が深いものはどれか。
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
帯域と遅延は別の指標 — 通信品質の2軸を区別する問題です。
解説
通信の品質は1つの数字では表せません。帯域(通信速度、単位bps)は「1秒間にどれだけの量を流せるか」を表し、遅延(単位はミリ秒)は「データが相手に届くまでにかかる時間」を表します。この2つは独立した別の指標です。
道路に例えると、帯域は「車線の数」、遅延は「目的地までの所要時間」です。車線を何本に増やしても、距離が長ければ到着までの時間は縮みません。だから「速度(帯域)は十分なのに操作が一瞬遅れて反映される」という現象は、帯域ではなく遅延の問題だと診断できます。
遅延の主な原因は、物理的な距離(信号は光の速さを超えられない)、経由するルータの数と処理時間、回線の混雑などです。用途によって重要な指標は変わります。大きなファイルのダウンロードでは帯域が重要ですが、対戦ゲームやビデオ通話のような「即時のやりとり」では遅延が体感を左右します。5Gの「低遅延」や、利用者の近くにサーバを置いて処理するエッジコンピューティングが注目されるのはこのためです。
共通テストでは「この不具合はどの指標の問題か」という診断型の出題が考えられます。「流せる量の不足=帯域、届くまでの時間の遅れ=遅延」と切り分けられるようにしましょう。
選択肢の確認
1.○ 操作の反映が遅れる=データが届くまでの時間の問題=遅延。
2.× 解像度は画面表示の細かさで、通信の反応の速さとは無関係。
3.× ストレージの空き容量は保存の問題で、通信とは無関係。
4.× キーボードの配列は入力のしやすさの問題で、通信とは無関係。
ここだけは覚えよう
帯域=1秒に流せる量、遅延=届くまでの時間 — ゲームや通話の体感を決めるのは遅延。