NW-K39|情報Ⅰ 対策問題
通信回線の「理論上の最大速度」に対して、実際に出る速度を何というか。
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正答
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この問題のポイント
実効速度(実際に出る通信速度) を問う問題です。計算問題の「伝送効率」条件と直結する用語です。
解説
通信サービスの広告に「最大1Gbps」とあっても、実際にその速度が出ることはまずありません。回線の混雑、基地局やサーバとの距離、機器の性能などの影響で、実際の速度は理論上の最大値より必ず低くなります。この実際に出る速度が実効速度です。
対になる言葉が、規格や契約上の理論値である公称速度(最大速度)です。多くの通信サービスは「最大限努力するが速度は保証しない」というベストエフォート型で提供されており、公称速度はあくまで理論上の上限にすぎません。
この用語が最も重要になるのは転送時間の計算問題です。解く手順は次の通りです。
- 問題文から「伝送効率」や「実効速度は最大の◯%」という条件を探す。
- 実効速度 = 最大速度 × 伝送効率 を先に計算する(例: 100Mbps×50%=50Mbps)。
- 転送時間 = データ量(ビットに換算) ÷ 実効速度 で求める。
共通テストの計算問題では、この効率を掛け忘れた値がそのまま誤答選択肢に並びます。「最大速度で割ってしまう」ミスを防ぐため、条件の読み落としに最大限注意しましょう。
選択肢の確認
1.○ 理論上の最大速度に対して、実際に出る速度が実効速度。
2.× 公称速度は規格・契約上の理論値として表示される速度。実際の速度ではない。
3.× 最高速度は理論上の上限の言い換えで、実際に出る速度ではない。
4.× 初速度は物体の運動を扱う物理の用語で、通信とは無関係。
ここだけは覚えよう
実効速度=最大速度×伝送効率で実際に出る速度 — 計算問題では効率を掛けてから割る。掛け忘れが定番の罠。