KZ-R7TB-11|公共・政治経済 対策問題
表1は国の政策への民意の反映程度、表2は反映方法についての意識調査の結果を年齢区分別に示す。読み取りとして最も適切なものはどれか。

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正解: 1
正解
「かなり反映されている」と「ある程度反映されている」を合わせた割合は70歳以上で最も高く、30歳代では2割弱にとどまっている
この問題のポイント
複数の回答区分を合算して年齢層ごとに比較する問題。肯定側の合計と否定側の単独の値を混同しないことがカギ。
解説
表1で「かなり反映されている」と「ある程度反映されている」を合計すると、70歳以上は4.9%+32.5%で**37.4%と最も高く、30歳代は1.1%+15.4%で16.5%**と2割に届かない。政策への民意の反映について、高齢層ほど肯定的、現役世代ほど否定的という傾向が読み取れる。
ただし、最も肯定的な70歳以上でも4割弱であり、どの年齢区分でも否定側(あまり+ほとんど)が多数を占める。「過半数が反映されている」とする読みは成り立たない。
また「ほとんど反映されていない」の単独の値は30歳代の30.8%が最も高く、70歳以上は11.6%で最も低い。合算した傾向と単独の区分の傾向を取り違えないよう注意したい。
表2では全体で「政治家が国民の声をよく聞く」が29.2%と最大であり、「マスコミが国民の意見をよく伝える」は4.5%と最小の部類である。
ひっかけポイント
合算値の比較と単独区分の比較のすり替えが定番。表をまたいだ最大項目の取り違えにも注意する。
選択肢の確認
①「「かなり反映されている」と「ある程度反映されている」を合わせた割合は70歳以上で最も高く、30歳代では2割弱にとどまっている」
✅ 正しい。
正解。肯定側の合計は70歳以上が4.9%+32.5%=37.4%で最高、30歳代は1.1%+15.4%=16.5%と2割弱であり、表1の数値と一致する。
②「どの年齢区分でも、反映されているとする回答の合計が過半数を占めている」
❌ 誤り。
最も肯定的な70歳以上でも合計37.4%であり、どの年齢区分でも過半には達していない。
③「「ほとんど反映されていない」の割合は、70歳以上で最も高い」
❌ 誤り。
「ほとんど反映されていない」が最も高いのは30歳代の30.8%であり、70歳以上は11.6%と最も低い。
④「表2では、「マスコミが国民の意見をよく伝える」が全体で最も高い割合を示している」
❌ 誤り。
表2の全体で最大は「政治家が国民の声をよく聞く」の29.2%であり、「マスコミ」は4.5%と最小の部類である。
覚えるポイント
- 肯定側の合計は70歳以上が最高、30歳代が低い
- どの年齢層でも否定側の回答が多数
- 反映方法の最大項目は政治家が声を聞くこと
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。