PE-A4-01|公共・政治経済 対策問題
日本の国政選挙の制度についての説明として最も適切なものはどれか。
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正解: 4
正解
衆議院議員選挙は、小選挙区制と比例代表制を組み合わせた小選挙区比例代表並立制で行われている
この問題のポイント
衆参の選挙制度と任期の違いを問う問題。「衆=並立制・任期4年・解散あり」「参=任期6年・3年ごと半数改選」という基本の対比で解ける。
解説
衆議院議員選挙(総選挙)は、1994年の政治改革で導入された小選挙区比例代表並立制で行われる。全国を289の小選挙区と、11ブロックの比例代表(176議席)に分け、有権者は2票を投じる。定数は465人、任期は4年だが解散があるため任期満了前の選挙が多い。
参議院議員選挙(通常選挙)は、都道府県単位を基本とする選挙区と、全国1区の比例代表(非拘束名簿式・特定枠あり)で行われる。定数は248人、任期は6年で解散はなく、3年ごとに半数を改選する。全員がいっせいに入れ替わることはない。
選挙制度の性格も重要である。小選挙区制は1選挙区1人だけが当選するため、大政党に有利で政権が安定しやすい反面、落選者への票(死票)が多くなる。比例代表制は得票に応じて議席を配分するため死票が少なく小政党も議席を得やすいが、小党分立になりやすい。並立制は両者の組合せである。
ひっかけポイント
「死票が少なく小政党に有利」なのは比例代表制であり、小選挙区制と特徴を入れ替える選択肢が定番。参議院の「半数改選」と衆参の任期(4年・6年)の数値も頻出。
選択肢の確認
①「参議院議員は、3年ごとの選挙で全議員がいっせいに改選される」
❌ 誤り。
誤答理由: 参議院は任期6年で、3年ごとに半数ずつ改選される。全議員がいっせいに改選されることはない。
②「小選挙区制は死票が少なく、小政党でも議席を得やすい制度である」
❌ 誤り。
誤答理由: 死票が少なく小政党も議席を得やすいのは比例代表制の特徴である。小選挙区制は死票が多く大政党に有利とされる。
③「衆議院議員の任期は6年で、任期途中の解散はない」
❌ 誤り。
誤答理由: 衆議院議員の任期は4年で解散がある。任期6年・解散なしは参議院の特徴である。
④「衆議院議員選挙は、小選挙区制と比例代表制を組み合わせた小選挙区比例代表並立制で行われている」
✅ 正しい。
正解。衆議院議員選挙は1994年の政治改革で導入された小選挙区比例代表並立制で行われ、有権者は小選挙区と比例代表に1票ずつ投じる。
覚えるポイント
- 衆議院=小選挙区比例代表並立制・定数465・任期4年
- 参議院=定数248・任期6年・3年ごと半数改選
- 小選挙区制は大政党有利で死票が多い、比例は逆
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。