PE4-033公共・政治経済 対策問題

政治・経済A 現代日本の政治(4) 選挙・政党・世論

現在の参議院議員選挙の制度として正しいものはどれか。

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正解: 1

正解

原則都道府県単位の選挙区選挙と、非拘束名簿式を基本とする比例代表選挙で、3年ごとに半数を改選する

この問題のポイント

参議院の選挙制度の構成を問う問題。半数改選・非拘束名簿式・合区・特定枠という参議院固有の要素を整理する。

解説

参議院議員の任期は6年で解散はなく、3年ごとに半数を改選する。
選挙制度は次の2本立てである。

  • 選挙区選挙:原則都道府県単位。ただし一票の格差是正のため、2016年から鳥取・島根徳島・高知がそれぞれ合区とされた
  • 比例代表選挙全国を1つの単位とし、2001年から非拘束名簿式を採用。有権者は政党名でも候補者個人名でも投票でき、個人名の得票の多い候補者から当選する
    さらに2019年からは、政党が名簿上で優先的に当選させる候補者を指定できる特定枠が導入された(合区で立候補できなくなった候補者への配慮が背景)。
    衆議院の拘束名簿式・11ブロックとの違い、重複立候補が参議院にはないことが、対比の頻出ポイントである。

ひっかけポイント
衆議院(拘束名簿式・ブロック単位・重複立候補あり)と参議院(非拘束名簿式・全国単位・重複なし)の対比が最頻出。合区の2組(鳥取島根・徳島高知)も具体名で問われる。

選択肢の確認

①「原則都道府県単位の選挙区選挙と、非拘束名簿式を基本とする比例代表選挙で、3年ごとに半数を改選する」
正しい。
正解。参議院は原則都道府県単位の選挙区と全国単位の非拘束名簿式比例代表の2本立てで、任期6年・3年ごとに半数を改選する。

②「全議員を4年ごとに一斉に改選する」
誤り。
誤答理由: 参議院に解散はなく、全議員の一斉改選も行われない。3年ごとの半数改選が特徴である。

③「比例代表は政党名でしか投票できない完全拘束名簿式である」
誤り。
誤答理由: 参議院の比例代表は非拘束名簿式が基本で、政党名でも候補者個人名でも投票できる。完全拘束名簿式は衆議院比例の方式である。

④「小選挙区289区から1人ずつを選出する」
誤り。
誤答理由: 小選挙区289区は衆議院の選挙制度である。参議院の選挙区は原則都道府県単位で定数も異なる。

覚えるポイント

  • 任期6年・3年ごと半数改選・解散なし
  • 比例は全国単位の非拘束名簿式(2019年から特定枠)
  • 選挙区は原則都道府県単位、鳥取島根・徳島高知は合区

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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