PE9-029公共・政治経済 対策問題

政治・経済A 現代日本の政治(4) 選挙・政党・世論

2009年の衆議院議員総選挙の結果についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

民主党が圧勝して鳩山由紀夫内閣が成立し、選挙による本格的な政権交代が実現した

この問題のポイント

2009年政権交代の意義を問う。「選挙の結果による政権交代」という小選挙区制導入の狙いが実現した事例である点が核心。

解説

2009年8月の衆議院議員総選挙で、民主党が308議席を獲得して圧勝し、鳩山由紀夫を首相とする民主党中心の連立政権(社民党・国民新党と連立)が成立した。
1993年の細川内閣が「選挙後の連立組み替え」による政権交代だったのに対し、2009年は単一の野党第一党が総選挙で過半数を獲得して政権に就いた点で、1994年に導入された小選挙区比例代表並立制が想定した「二大政党間の政権交代」が初めて本格的に実現した事例とされる。
民主党政権は「政治主導」「子ども手当」などを掲げたが、普天間基地移設問題の迷走、東日本大震災(2011年)への対応などで支持を失い、鳩山・菅直人・野田佳彦と3代続いた後、2012年12月の総選挙で自民党が勝利し、第2次安倍晋三内閣が成立して再び政権交代が起こった。

ひっかけポイント
1993年(非自民連立・細川)と2009年(民主党単独優位・鳩山)の政権交代の性格の違いが頻出。2012年の自民党復帰までの流れも整序で問われる。

選択肢の確認

①「日本社会党が第一党となり55年体制が復活した」
誤り。
誤答理由: 日本社会党は1996年に社会民主党へ改称しており、2009年に第一党となった事実はない。55年体制の復活も起きていない。

②「どの政党も議席を得られず、選挙が無効となった」
誤り。
誤答理由: 選挙は有効に成立し民主党への政権交代が実現した。無効となった事実はない。

③「民主党が圧勝して鳩山由紀夫内閣が成立し、選挙による本格的な政権交代が実現した」
正しい。
正解。2009年8月の総選挙で民主党が308議席を得て圧勝し、鳩山由紀夫内閣が成立した。野党第一党が総選挙で過半数を得て政権に就く本格的な政権交代であった。

④「自由民主党が圧勝して単独政権を維持した」
誤り。
誤答理由: 2009年総選挙で自民党は歴史的大敗を喫して下野した。自民党が政権に復帰するのは2012年の総選挙である。

覚えるポイント

  • 2009年総選挙で民主党圧勝、鳩山内閣成立
  • 小選挙区制が想定した選挙による政権交代の実現
  • 2012年総選挙で自民党が政権復帰(第2次安倍内閣)

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 因果の向きを確認:時期が近いだけで結び付けず、「原因→政策・行動→結果」の順に置き、主体と目的がつながるかを確かめる。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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