PE4-038公共・政治経済 対策問題

政治・経済A 現代日本の政治(4) 選挙・政党・世論

55年体制についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

1955年に成立した、自由民主党が長期政権を担い日本社会党が最大野党となる体制である

この問題のポイント

55年体制の構造を問う問題。政権交代のない一党優位体制だったこと、1993年まで38年間続いたことが判断の軸。

解説

1955年、分裂していた左右の日本社会党が統一し、これに対抗して保守政党が合同して自由民主党が結成された(保守合同)。こうして成立した政党配置を55年体制と呼ぶ。
特徴は次のとおり。

  • 自民党が一貫して政権を担当し、政権交代が起こらない一党優位体制
  • 社会党は最大野党だが、議席は自民党の約半分にとどまり、「1と2分の1政党制」と呼ばれた
  • 保守(憲法改正・日米安保維持)と革新(護憲・反安保)の対立軸
    高度経済成長を背景に自民党政権は続いたが、政治と金の問題(ロッキード事件・リクルート事件など)への批判が高まり、1993年の総選挙で自民党が過半数を失い、細川護熙の非自民連立内閣が成立して55年体制は崩壊した。38年間続いた体制である。

ひっかけポイント
「交互に政権を担当」は二大政党制のイメージによる誤りで、実際は政権交代がなかった点が本質。崩壊は1960年ではなく1993年である。

選択肢の確認

①「自由民主党と日本社会党が交互に政権を担当した体制である」
誤り。
誤答理由: 55年体制下で政権交代は起こらず、自民党が一貫して政権を担った。交互に政権を担当する二大政党制ではなかった。

②「共産党が一貫して政権を担った体制である」
誤り。
誤答理由: 共産党が政権を担ったことはない。政権党は自民党であり、共産党は野党の一つだった。

③「1955年に成立し、1960年の安保闘争で完全に崩壊した体制である」
誤り。
誤答理由: 55年体制は1960年の安保闘争を経ても続き、崩壊は1993年の細川非自民連立内閣の成立による。38年間続いた体制である。

④「1955年に成立した、自由民主党が長期政権を担い日本社会党が最大野党となる体制である」
正しい。
正解。55年体制は1955年の社会党統一と保守合同で成立し、自民党が長期政権を担い社会党が最大野党となる一党優位体制だった。

覚えるポイント

  • 1955年、社会党統一と保守合同で成立
  • 自民一党優位の1と2分の1政党制
  • 1993年細川非自民連立内閣で崩壊

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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