PE9-043|公共・政治経済 対策問題
国際通貨体制に関する次のア〜エの出来事を、時期の早いものから順に正しく並べたものはどれか。ア ニクソン・ショック イ ブレトンウッズ協定の締結 ウ プラザ合意 エ キングストン合意
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正解: 3
正解
イ→ア→エ→ウ
この問題のポイント
国際通貨体制の変遷を貫く4大画期の整序。固定相場制の成立から崩壊、変動相場制下の政策協調までの一本の流れが核心。
解説
各出来事の年代は次の通りである。
- イ ブレトンウッズ協定(1944年):金ドル本位・固定相場制の成立。IMF・IBRD設立
- ア ニクソン・ショック(1971年):金とドルの交換停止。固定相場制の動揺(スミソニアン協定を経て1973年に変動相場制へ移行)
- エ キングストン合意(1976年):変動相場制の正式承認と金の公定価格廃止
- ウ プラザ合意(1985年):変動相場制下でのドル高是正の政策協調
したがってイ→ア→エ→ウである。
「固定相場制の成立(1944年)→崩壊の引き金(1971年)→変動相場制の制度化(1976年)→変動相場制下の協調(1985年)」という制度の一生の物語として押さえると、どの2つを抜き出されても順序を誤らない。
ひっかけポイント
ニクソン・ショック(1971年)とキングストン合意(1976年)の前後関係が最も狙われる。「壊れてから追認」の順である。
選択肢の確認
①「イ→エ→ア→ウ」
❌ 誤り。
誤答理由: キングストン合意(1976年)をニクソン・ショック(1971年)より前に置いており、「壊れてから追認」の順序と矛盾する。
②「イ→ア→ウ→エ」
❌ 誤り。
誤答理由: プラザ合意(1985年)をキングストン合意(1976年)より前に置いており、変動相場制の制度化とその下での協調の順序が逆である。
③「イ→ア→エ→ウ」
✅ 正しい。
正解。ブレトンウッズ協定(1944年)→ニクソン・ショック(1971年)→キングストン合意(1976年)→プラザ合意(1985年)の順である。
④「ア→イ→エ→ウ」
❌ 誤り。
誤答理由: ニクソン・ショック(1971年)をブレトンウッズ協定(1944年)より前に置いており、体制の成立と崩壊の順序が逆である。
覚えるポイント
- ブレトンウッズ1944→ニクソン・ショック1971→キングストン1976→プラザ1985
- 固定相場制の成立・崩壊・追認・協調の物語
- 変動相場制への移行自体は1973年
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。