PE6-036公共・政治経済 対策問題

政治・経済B 現代日本の経済(2) 金融と財政

国の予算についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

国の基本的な歳入・歳出を扱う一般会計のほか、特定の事業のための特別会計があり、年度途中には補正予算が組まれることがある

この問題のポイント

予算の種類(一般会計・特別会計・本予算・補正予算・暫定予算)を問う問題。それぞれの役割の区別で解ける。

解説

予算とは、一会計年度(4月から翌年3月)の歳入と歳出の見積もりであり、内閣が作成して国会の議決を受けなければならない(財政民主主義)。
国の予算には次の種類がある。

  • 一般会計: 社会保障・教育・防衛など国の基本的な活動を扱う中心的な会計。2025年度当初予算の規模は約115兆円
  • 特別会計: 年金や国債の償還など、特定の事業・資金を経理するために一般会計と区分された会計
  • 本予算(当初予算): 年度の初めから実施される基本の予算
  • 補正予算: 災害や景気対策など、年度途中で当初予算を変更・追加するもの
  • 暫定予算: 本予算が年度開始までに成立しない場合のつなぎの予算
    歳出では社会保障関係費が約3分の1を占めて最大であり、国債費・地方交付税交付金がこれに続く。

ひっかけポイント
補正予算は「年度途中の組み直し」、暫定予算は「成立遅れのつなぎ」。この2つの取り違えが定番。予算議決は国会の権限である点も確認。

選択肢の確認

①「予算は一般会計の一種類だけであり、特別会計は存在しない」
誤り。
年金や国債整理などを扱う特別会計は多数存在し、一般会計と区分して経理されている。

②「補正予算とは、次年度の予算を前年のうちに決めておくものである」
誤り。
補正予算は年度途中で当初予算を組み替えるものであり、次年度予算の事前決定ではない。

③「予算は財務省が単独で決定し、国会の議決は不要である」
誤り。
予算は内閣が作成し国会の議決を経なければならない。財政民主主義の基本であり、財務省単独では決定できない。

④「国の基本的な歳入・歳出を扱う一般会計のほか、特定の事業のための特別会計があり、年度途中には補正予算が組まれることがある」
正しい。
正解。国の予算には基本の一般会計と特定事業のための特別会計があり、年度途中の追加・変更には補正予算が編成される。

覚えるポイント

  • 予算は内閣が作成し国会が議決(財政民主主義)
  • 一般会計・特別会計、本予算・補正予算・暫定予算を区別
  • 一般会計の最大の歳出項目は社会保障関係費

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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