PE7-011公共・政治経済 対策問題

政治・経済C 国際政治(1) 国際法と国際連合

国際連合の関連機関についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

WHOやILO、UNESCOは、経済社会理事会と連携協定を結んで活動する専門機関である

この問題のポイント

専門機関(WHO・ILO・UNESCOなど)と総会の補助機関(UNICEF・UNHCRなど)の区別を問う問題。

解説

国連の専門機関とは、経済・社会・文化・保健などの分野で国際協力を進めるため、経済社会理事会と連携協定を結んで国連と結び付いている、それ自体独立した国際機構である。
WHO(世界保健機関)、ILO(国際労働機関)、UNESCO(国連教育科学文化機関)、IMF(国際通貨基金)、世界銀行グループなどが代表例である。専門機関は独自の設立条約と加盟国を持つため、国連非加盟国でも加盟できる。
これに対し、UNICEF(国連児童基金)やUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、UNCTAD(国連貿易開発会議)は、総会が設立した補助機関であり、専門機関ではない。この区別が共通テストの定番の判別点である。
なおWTO(世界貿易機関)は国連の専門機関ではない独立の国際機関である。

ひっかけポイント
UNICEFやUNHCRを専門機関とする記述が最頻出の誤り(正しくは総会の補助機関)。専門機関が結び付くのは安保理ではなく経済社会理事会である。

選択肢の確認

①「専門機関に加盟するためには、国連への加盟が条件とされている」
誤り。
誤答理由: 専門機関は独自の設立条約と加盟手続を持ち、国連非加盟国でも加盟できる。国連加盟は条件ではない。

②「WHOやILO、UNESCOは、経済社会理事会と連携協定を結んで活動する専門機関である」
正しい。
正解。WHO・ILO・UNESCOなどの専門機関は、独立の国際機構でありながら経済社会理事会と連携協定を結んで国連と結び付いている。

③「UNICEF(国連児童基金)やUNHCRは、国連から独立した専門機関である」
誤り。
誤答理由: UNICEFとUNHCRは総会が設立した補助機関であり、専門機関ではない。この区別が定番の出題ポイントである。

④「専門機関はすべて安全保障理事会の下部機関として設置されている」
誤り。
誤答理由: 専門機関が連携するのは経済社会理事会であり、安保理の下部機関ではない。経済・社会分野の協力を担う機関だからである。

覚えるポイント

  • 専門機関はWHO・ILO・UNESCO・IMFなど、経済社会理事会と連携
  • UNICEF・UNHCRは総会の補助機関
  • WTOは専門機関ではない独立機関

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

関連問題

PE7-010PE7-012