KZ-R7TB-03歴史総合・世界史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 追・再試験(旧世界史B)

グラフはアメリカ合衆国の現役軍人総数の推移(1910〜1980年ごろ)を示し、1940年代半ばに1000万人を超える巨大な山がある。この山に対応する出来事はどれか。

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正解: 4

正解

第二次世界大戦への総動員

この問題のポイント

アメリカの現役軍人数が1940年代半ばに1000万人を超えた理由を問う問題。第二次世界大戦の総動員という知識でグラフの巨大な山を特定する。

解説

アメリカは伝統的に、平時には小さな軍隊しか持たない国だった。グラフで戦間期の軍人数が低い水準にあるのはそのためである。
1941年12月の真珠湾攻撃で第二次世界大戦に参戦すると、徴兵と志願で兵力は急拡大し、ピーク時には約1200万人に達した。ヨーロッパと太平洋の2つの戦線を同時に戦う総力戦だったからである。
グラフの1940年代半ばの巨大な山はこの総動員を示す。その手前の小さな山は第一次世界大戦(1917〜18年参戦)に対応する。
なお選択肢の南北戦争(1861〜65年)や米西戦争(1898年)はグラフの範囲(1910年〜)より前、湾岸戦争(1991年)は後であり、年代だけで除外できる。

ひっかけポイント
グラフの横軸の範囲を最初に確認するのが鉄則。範囲外の戦争(南北戦争・米西戦争・湾岸戦争)を含む選択肢は年代だけで消せる。

選択肢の確認

①「南北戦争」
誤り。
南北戦争は1861〜65年の内戦で、1910年から始まるグラフの範囲より前の出来事である。

②「米西戦争」
誤り。
米西戦争は1898年の戦争で、これもグラフの範囲より前に当たる。

③「湾岸戦争」
誤り。
湾岸戦争は1991年で、1980年ごろまでを示すこのグラフの範囲より後の出来事である。

④「第二次世界大戦への総動員」
正しい。
1940年代半ばの1000万人を超える巨大な山は、第二次世界大戦での総動員(現役軍人約1200万人)を示している。

覚えるポイント

  • 第二次世界大戦期の米軍は約1200万人に膨張
  • アメリカ参戦は1941年12月(真珠湾)
  • 第一次世界大戦参戦は1917年

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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