KZ-R8T-05|歴史総合・世界史探究 対策問題
グラフはカリフォルニアの人口推移(1850〜1900年)を示す。1850年前後から人口が急増し始めた直接のきっかけはどれか。

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正解: 3
正解
金鉱の発見(ゴールドラッシュ)
この問題のポイント
1850年前後からカリフォルニアの人口が急増したきっかけを問う問題。1848年の金鉱発見と翌年のゴールドラッシュという年号セットで即答できる。
解説
アメリカは米墨戦争(1846〜48年)に勝利し、1848年のグアダルペ・イダルゴ条約でカリフォルニアをメキシコから獲得した。
まさにその1848年、サクラメント近郊で金鉱が発見される。ニュースが広まると、翌1849年には一獲千金を夢見る人々が世界中から殺到した。彼らは「フォーティナイナーズ(49年組)」と呼ばれる。
このゴールドラッシュでカリフォルニアの人口は爆発的に増え、1850年には早くも州に昇格した。サンフランシスコは一寒村から国際的な港湾都市へ急成長する。
人口増はその後も続き、大陸横断鉄道(1869年全通)が東部との結び付きを強めた。中国など環太平洋からの移民が多かったことも、この地域の特徴である。
ひっかけポイント
きっかけ(1848年の金発見)と、その後の増加を支えた要因(1869年の大陸横断鉄道)を区別する。パナマ運河開通は1914年で時代が大きくずれる。
選択肢の確認
①「大陸横断鉄道の全通」
❌ 誤り。
大陸横断鉄道の全通は1869年で、その後の人口増加を支えた要因ではあるが、1850年前後の急増の直接のきっかけではない。
②「第一次世界大戦の勃発」
❌ 誤り。
第一次世界大戦の勃発は1914年で、グラフが示す1850〜1900年の範囲より後である。
③「金鉱の発見(ゴールドラッシュ)」
✅ 正しい。
1848年にカリフォルニアで金鉱が発見され、翌年から世界中の採掘者が殺到して人口が爆発的に増加した。
④「パナマ運河の開通」
❌ 誤り。
パナマ運河の開通は1914年で、1850年前後の人口急増のきっかけにはなり得ない。
覚えるポイント
- 1848年金鉱発見、1849年フォーティナイナーズ殺到
- カリフォルニアは米墨戦争(1846〜48年)で獲得
- 大陸横断鉄道全通は1869年
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。