RS-C4-02歴史総合・世界史探究 対策問題

歴史総合C 国際秩序の変化や大衆化と私たち

女性参政権の実現時期について、国と時期の組合せとして最も適切なものはどれか。

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正解: 1

正解

ニュージーランドは19世紀末、アメリカは第一次世界大戦後、日本は第二次世界大戦後

この問題のポイント

女性参政権の実現時期の国際比較問題。ニュージーランド1893年・アメリカ1920年・日本1945年という時期の対応で解ける。

解説

女性参政権の実現は、世界で段階的に進んだ。

  • 1893年 ニュージーランド:世界で初めて女性参政権を実現
  • 1918年 イギリス:30歳以上の女性に付与(第一次世界大戦の戦争協力が背景)。1928年に男女平等化
  • 1919年 ドイツ(ワイマール共和国)、1920年 アメリカ
  • 1945年 日本:敗戦後の選挙法改正で20歳以上の男女に。翌1946年の総選挙で初めて行使され、39人の女性議員が誕生した
  • 1944年フランス、1971年スイスなど、欧州でも実現が遅い国がある
    大きな流れとして、第一次世界大戦の総力戦への協力が各国での実現を後押しし、日本は第二次世界大戦後の民主化改革で実現した、という2つの波で整理できる。

ひっかけポイント
最初の国はニュージーランド(1893年)で、日本が最初という選択肢は明白な誤り。日本は1925年の普通選挙法では女性を含まない点との区別が最重要。

選択肢の確認

①「ニュージーランドは19世紀末、アメリカは第一次世界大戦後、日本は第二次世界大戦後」
正しい。
ニュージーランドは1893年、アメリカは1920年、日本は1945年の法改正後の1946年総選挙で女性が初めて投票した。三国の順序を世紀・二つの世界大戦と結び付けると識別しやすい。

②「日本は世界で最初に女性参政権を実現した」
誤り。
世界初の国政女性参政権は1893年のニュージーランドで、日本は第二次世界大戦後である。日本を世界最初とする説明は約半世紀の年代差がある。

③「アメリカでは19世紀初めにすでに女性参政権があった」
誤り。
アメリカで全国的な女性参政権が実現したのは1920年の憲法修正第19条である。19世紀初めではなく、第一次世界大戦後という時期が重要である。

④「ニュージーランドの女性参政権は21世紀に実現した」
誤り。
ニュージーランドの女性参政権は21世紀ではなく19世紀末の1893年に実現した。選択肢は一世紀以上時期を遅らせている。

覚えるポイント

  • 世界初はニュージーランド1893年
  • 英1918年(制限付き)・米1920年
  • 日本は1945年付与、1946年総選挙で女性議員39人

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 文を分解して判定:組合せを一度に選ばず、人物と政策、地域と制度などを一組ずつ○×判定する。確実に誤る一組を含む選択肢から消す。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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