RS3-044|歴史総合・世界史探究 対策問題
1964年の東京オリンピック開催に合わせて開通した交通機関はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
東海道新幹線
この問題のポイント
1964年東京オリンピックと同時期のインフラ整備を問う問題。開会直前に開業した東海道新幹線が正解。
解説
1964年10月、アジアで初めてのオリンピックが東京で開催された。敗戦から19年、戦後復興と高度経済成長の達成を世界に示す国家的イベントであり、政府はこれに合わせて交通網の整備を急いだ。
開会式の9日前にあたる1964年10月1日、東海道新幹線(東京・新大阪間、約515キロメートル)が開業した。最高時速210キロメートルは当時世界最速で、「夢の超特急」と呼ばれた。同時期には首都高速道路や名神高速道路(1965年全通)の整備も進んだ。
この年は日本がOECD(経済協力開発機構)に加盟し、先進国の仲間入りを果たした年でもある。「1964年=東京五輪=新幹線開業=OECD加盟」として、年代整序の基準点に使える重要な年である。
なお、他の選択肢の開通年は大きく離れている。東名高速道路の全通は1969年、青函トンネルと瀬戸大橋はともに1988年であり、バブル期の出来事である。
ひっかけポイント
「1964年の東京五輪に合わせた」という条件から新幹線に絞る。青函トンネル・瀬戸大橋(1988年)は昭和末期で、20年以上ずれる点に注意。
選択肢の確認
①「青函トンネル」
❌ 誤り。
青函トンネルは本州と北海道を結び1988年に開業した。東京オリンピック開催年ではない。
②「東名高速道路」
❌ 誤り。
東名高速道路は1968年から部分開通し、全線開通は1969年だった。1964年開通の交通機関ではない。
③「瀬戸大橋」
❌ 誤り。
瀬戸大橋は本州・四国を結び1988年に開通した。東海道新幹線より24年後である。
④「東海道新幹線」
✅ 正しい。
東海道新幹線は東京オリンピック直前の1964年10月1日に東京・新大阪間で開業し、高度成長期の高速交通を象徴した。
覚えるポイント
- 東海道新幹線開業は1964年10月1日(東京五輪直前)
- 1964年はOECD加盟の年でもある
- 東名高速全通1969年、青函トンネル・瀬戸大橋1988年
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。