WT-D4-01|歴史総合・世界史探究 対策問題
第二次世界大戦の開始(1939年9月)のきっかけとなった出来事はどれか。
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正解: 3
正解
ドイツのポーランド侵攻
この問題のポイント
第二次世界大戦の開戦のきっかけを問う問題。1939年9月のドイツのポーランド侵攻という基準知識で解ける。
解説
1930年代、ヒトラー率いるナチス・ドイツはヴェルサイユ体制の打破を掲げ、再軍備・ラインラント進駐・オーストリア併合と拡張を続けた。1938年のミュンヘン会談では、英仏がズデーテン地方の割譲を認める宥和政策をとったが、侵略は止まらなかった。
1939年8月、ドイツは対立していたはずのソ連と独ソ不可侵条約を結び、世界を驚かせた。両国は秘密議定書でポーランドの分割を約束していた。
そして1939年9月1日、ドイツがポーランドに侵攻すると、9月3日にイギリス・フランスがドイツに宣戦し、第二次世界大戦が始まった。ソ連も東からポーランドへ侵攻した。
戦争は1941年に独ソ戦の開始と日本の真珠湾攻撃(太平洋戦争の開始)によって文字通りの世界大戦に拡大した。宥和政策が侵略を止められなかった反省は、戦後の国際連合による集団安全保障の構想に生かされた。
ひっかけポイント
サライェヴォ事件(1914年)は第一次世界大戦のきっかけで、大戦の入れ替えが定番の引っかけ。真珠湾攻撃(1941年12月)は開戦から2年以上後の「拡大」の局面である。
選択肢の確認
①「真珠湾攻撃」
❌ 誤り。
真珠湾攻撃は1941年12月で、太平洋戦争の開始に当たり、第二次世界大戦の開始そのものではない。
②「ミュンヘン会談」
❌ 誤り。
ミュンヘン会談は1938年に英仏がドイツのズデーテン併合を認めた宥和政策の会議で、開戦の直接のきっかけではない。
③「ドイツのポーランド侵攻」
✅ 正しい。
1939年9月1日のドイツによるポーランド侵攻に対し、英仏が対独宣戦して第二次世界大戦が始まった。
④「サライェヴォ事件」
❌ 誤り。
サライェヴォ事件は1914年にオーストリアの帝位継承者夫妻が暗殺された事件で、第一次世界大戦の発端である。
覚えるポイント
- 1939年8月独ソ不可侵条約→9月1日ポーランド侵攻
- 英仏の対独宣戦で第二次世界大戦開始
- 1941年に独ソ戦・真珠湾攻撃で世界規模に拡大
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。